《冬のソナタ》ロケ地を巡る3日間その①

KokusaiTourist2005-04-01


 8年振りに訪れたソウルの第一印象は、車の交通量が増え高層マンション群が郊外にも立ち並びまた続々と建設されている様を見て韓国のパワーを肌で感じました。震災を体験している私には到底あんな高層マンションには恐ろしくて住めないなあとも。今、日本では韓流ブームに湧きたくさんの方が韓国に訪れています。私もその時流に乗ってしまった一人として韓流ブームの火付け役となった『冬のソナタ』のロケ地ツアーへと出掛けました。
 1日目はソウル市内を観光。『チャングムの誓い』http://www3.nhk.or.jp/kaigai/chikai/(BS11で放映中)の李氏朝鮮時代にタイムスリップしたような『景福宮』を訪れました。韓国の基本の五色を使った鮮やかな色彩の壁や柱が目に飛び込み、華やかな王朝時代を彷彿させます。李氏王朝最初の王宮として、風水で良い気が流れているということからこの地に建てられ、度重なる侵略などにより破壊されたりもしましたが今も10数棟の立派な建物が現存。中でも私の気に入ったものは、『慶会楼』。http://www.bell.jp/pancho/travel/korea-2/keifukukyu.htm池の中に浮かぶ大きく壮麗な建物で、当時どのような宴や風景が見られたのだろうかと思いを馳せました。
 韓国の独特の建築文化として最高のオンドルの技巧が多数の建物に見られます。庶民は木々を燃料としていましたが、王宮では高級な炭を使用していたそうです。又、屋根の上には西遊記を模した人形が飾られてあり、どれが三蔵法師孫悟空なのか?よくは判りませんでしたが時代によって少しずつ変化しています。次に車窓から『青瓦台』大統領府を見学。鮮やかな青い屋根の瓦を葺いた建物は、遠くからしか見ることが出来ませんでしたが、厳重な警備が敷かれ特異な雰囲気が漂っています。次に梨泰院(イテウォン)http://www.seoulnavi.com/area/area_part.html?area=6の韓流ファンの店へ。日本でも放映されたドラマや映画のスター達のグッズが売られています。非売品ですが、韓国の人間国宝の方が創作された冬ソナの名場面を刺繍した作品が店内に飾られていました。遠くから見ると、まるで写真では?と勘違いする程のとても素晴らしい作品で一見の価値があります!昼食は石焼ビビンバ、夕食は骨付きカルビを食べ、食でも韓国を堪能した一日でした。(A.TANIOKA)

http://www3.nhk.or.jp/kaigai/sonata/
http://www.fuyu.jp/