白神山地と秋田の旅 その③

KokusaiTourist2005-07-10

 6月22日 快晴 秋田県地方は気温32度との事。
 今日は男鹿半島めぐりhttp://www.namahage.ne.jp/ogakk/をし、秋田市内に宿泊するコース。まず始めに訪れたのは、日本海に突き出した男鹿半島の最北端入道崎。ここは北緯40度に位置し、日本海を一望できる台地にあり、中央に入道崎灯台http://chokkari.ld.infoseek.co.jp/picture/nyuudousaki.htmlがそびえ立つ。皆さん灯台観光はそっちのけでお土産さんを覗いておられる。次の観光地は、八望台展望地。爆裂火口に水が溜まってできた一の目潟、二の目潟と呼ばれる火山湖、眼下には波の穏やかな西海岸の戸賀湾の眺望も見事。
 次は真山伝承館http://www.oganavi.com/data/041.htmにてナマハゲの体験。大晦日の夜、お面を付けたナマハゲが、「泣く子はいないか、怠け嫁はいないか。」と言って家々を練り歩く民俗行事の体験。主人とナマハゲの話の駆け引きが大変痛快である。隣のなまはげ館では、数百体の色々なナマハゲの展示と映像を見学する。
 真山神社参拝後、バスは戸賀湾に沿って西海岸を下り、日本海の荒波で削り取られた奇岩(ゴジラ岩)を眺めながら門前町の“磯の屋”にて魚料理の昼食を取る。さすが日本海の刺身はうまい。北緯40度近くで椿の木が群生、椿は伊豆大島足摺岬での群生地は訪ねたことがあるが、男鹿半島椿港で100本ほどの椿の群生地が見られる。4月頃には赤い花をつける(天然記念物)。
 男鹿半島めぐりの最後は寒風山http://www.geocities.co.jp/SilkRoad-Desert/7129/に登る。この山はアスピーテ火山で数個の火口で成り立ち山は全体に芝生で覆われ、阿蘇の草千里に良く似ている。頂上には回転展望台があり、10分ばかりで回転し、男鹿半島全体と八郎潟干拓地など眺望が出来る。山を覆う芝生にはアザミの花や黄色い可憐な花が咲き乱れ、暫しの休息。
 さて、今回の男鹿半島めぐりはこれで終わり。今夜の宿泊地秋田市内へ、秋田湾を眺め約1時間30分位で到着、夕食は郷土料理店(第一会館)で比内地鶏でだし付けされた、きりたんぽ鍋やとんぶり、かすべ、はたはた、じゅん菜、さしみ、いぶりがっこ等を賞味していただく。http://www.akita-syokuseikatu.co.jp/やはり味付けは青森と同じで全体的に濃く、関西の方には味が合わなかったようである。
 明日は秋田の最終日、お昼の稲庭うどんが・・・続く(T.OGAWA)
ツァーのお知らせhttp://d.hatena.ne.jp/KokusaiTourist/20050527