白神山地と秋田の旅 その④最終日

KokusaiTourist2005-07-16


6月23日 本日も快晴、気温30度。
今日で白神・秋田4日間の旅も最終日。今回の旅の参加者はシルバーの方々が大半ですが、皆さん大変お元気で、朝食もモリモリ食べておられ安心、安心。やはり食事が健康のバロメーターでもある。
秋田といえば、毎年8月に開催される竿灯祭りhttp://www.kantou.gr.jp/index.htm竿灯資料館“ねぶりながし館”http://www.akitafan.com/new_binran/user/r_detail.htm?serial_no=5439を訪ね、竿灯まつりについて館長さんより詳しく解説していただく。高校生が担ぐ竿灯(約15kg)を体験するのであるが、うまく担ぐ事は出来ない。さすが館長さん、往年はブイブイ言わせておられたのか、大変上手に肩や腰に載せて披露していただく。
 次に訪ねたのは、秋田の文化や歴史が良く分かる県立博物館。隣接している豪農の館、旧奈良家http://www.pref.akita.jp/fpd/narake/nara-02.htmを見学、博物館の学芸員より秋田の考古、歴史、文化、芸術などを詳しく研修する。本日、一番楽しみにしていた稲庭うどん店”http://www.inaniwaudon.com/へ、冷やしうどんか暖かいうどんかは選択できる。味もかつおと昆布のだしが良く利いた関西風で、この4日間濃い味ばかりで悩まされていたが、やっと皆さんの口に合った感じである。麺自体は徳島の半田麺とそうめんをミックスしたひら麺で、腰はないが、喉越しの良い2杯3杯はいけるうどんである。皆さんには喜んでいただけたかなと思う。その他、てんぷら、刺身、茶碗蒸し、ごはん等がつきお腹はパンパン。
 午後、秋田銀行跡の赤れんが郷土館の見学予定は、急遽休館のため車窓よりの見学にし,千秋公園の中にある県立美術館階の“平野政吉美術館”http://hirabi.m78.com/へ。世界的に活躍した藤田嗣冶(ツグジ)氏の作品を中心にゴヤセザンヌ、ダリなどのヨーロッパ絵画の名作を鑑賞、中でも目玉は藤田氏の代表作「秋田の行事」は高さ3.65m、横20.5mの大壁画で、そのスケールの大きさには圧倒される必見の作品である。今回この作品だけ観賞したく参加された方もおられた。
 これで全行程が終了し秋田空港より大阪へ、無事到着、お疲れ様でした。今回の旅でラッキーだったのは梅雨の合間である4日間とも良い天気に恵まれたことであり、皆さんもお元気で怪我や病人も無く感謝!感謝!(T.OGAWA