21日しんぶん赤旗1面!

当社社員桝本一夫全労連全国一般兵庫県本部委員長)が相談員で写真登場!(写真中央、右は同岸本書記長)
年度末控え派遣村雇用・金策…なんでも相談神戸


 年度末を迎えて「派遣切り」が急増している事態を重視し、「格差社会を是正する共同闘争実行委員会」(兵庫県労働組合総連合など十五団体で構成)は二十日、神戸市三宮の東遊園地で「神戸一日派遣村・なんでも生活相談デー」をひらきました。
 兵庫労連の津川知久議長が主催者あいさつし、「人間らしく生きることのできるあたり前の社会をめざし共同のとりくみを進めよう」と訴えました。神戸女子大学の松崎喜良准教授が派遣村など反貧困の運動について基調講演しました。派遣切りとたたかう日本トムソンの組合員や女性、業者、青年らがリレートークし現状を告発しました。
 会場に並んだテントでは、労働組合の役員などのボランティアが解雇、資金繰り、生活保護などの相談に応じました。模擬店や理髪、青年によるもちつきもおこなわれ、訪れた相談者や参加者がほおばりました。
 神戸市兵庫区の男性(64)は、「年金も少なく生活が大変です。相談にのってもらい希望がわいてきました。一人で長い間、悩んできたので気が晴れました」と話していました。参加者は「派遣労働者を解雇するな」「大企業は責任を果たせ」とシュプレヒコール三宮センター街をパレードしました。日本共産党の瀬戸恵子衆院近畿比例予定候補が連帯あいさつしました。(赤旗記事より)