行ってきました“沢内村”(山口 初美)

KokusaiTourist2009-05-06

映画「いのちの山河〜日本の青空Ⅱ〜」の舞台、“沢内村”は春真っ盛りです。


 碧祥寺の桜は満開でした。碧祥寺は380年もの歴史を誇る寺であり、故深澤晟雄(まさお)村長時代(写真右上)に教育長として、深澤村長とともに「生命行政」を支えてこられた太田祖電さんが住職を務められている寺です。太田祖電さんは今年88歳、今なお元気でご活躍されています。
 
沢内病院の敷地内に深澤晟雄資料館と老人医療費無料発祥の地の記念碑「いのちの灯」があります。「生命尊重こそ政治の基本」との信念のもと「雪と貧乏と病気」の三悪追放に命を賭けた「深澤精神とその業績」に学び、伝える資料館です。

深澤語録から
「本来国民の生命を守るのは国の責任です。しかし、国がやらないのなら私がやりましょう。国は後からついてきますよ」
「生命の商品化は絶対に許されません。人間尊重・生命尊重こそが政治の基本でなければなりません」
「お年寄りを生産能力がないからと言って粗末にする、そういう姥捨て山のような考え方では社会の秩序が保たれません」
「政治の中心が生命の尊厳、尊重にあることを再確認し、生命尊重のためにこそ経済開発、社会開発も必要なんだという政治原則を再認識すべきであります」

1960年(昭和40年)年頭のあいさつ
              〜そして1月28日に帰らぬ人に〜享年59歳
★町内いたるところで
 かたくりの花やミズバショウの群生地に出会えます。池にはクロモリアオガエルの卵がふわふわと浮かんでいました。
★「虹の家」とは・・・
沢内村と合併した旧湯田町にあります。(合併後、西和賀町)2003年、過疎と少子化で廃園になった保育園を借りて、都市と農村の交流と憩いの場として、宿泊施設をつくりました。
保育園の教室をそのまま利用しています。夏場なら20人くらい宿泊できます。お風呂は近くの温泉を利用します。湯田温泉峡県立自然公園と名のつくほどまわりには温泉地がたくさんあります。宿泊分担金は1泊¥2,000、食事は食材など購入分を分担し、共同自炊です。目安として夕食¥1,000、朝食¥300くらい
 常駐者がいなかったのですが、この4月より横浜から土志田(どした)栄子さんと孫の鈴木もも子さんが1年間住まれることになりました。もも子さんはお隣の越中畑小学校(全校生徒14名)の6年生に編入しました。ちなみに土志田栄子さんは、この「虹の家」を支援する会会長、三上満氏の実妹さんです。


「いのちの山河〜日本の青空Ⅱ〜」
製作協力のお願い
毎週木曜日13時30分〜15時、事務局会議を定例化しています。
活動を交流しましょう。場所:労協 国際ツーリストビューロー(JR元町駅山側山側)

 去る4月8日に県内各界のご参加を得て、劇映画「いのちの山河〜日本の青空Ⅱ〜」兵庫県製作支援推進員会を発足させ、製作協力への本格的な取り組みをスターとさせました。
 「劇映画」づくりには莫大な製作費が必要です。この映画の総予算は2億円(2000口)です。この資金を“製作協力券”の普及・販売でまかなっておられ、製作協力券の1枚1枚が映画の製作資金となります。

【製作協力券】
1口の単位は、「製作協力券(1000円)×100枚」を購入いただく1口10万円方式です。本映画製作にご賛同いただく団体はもちろん、個人、グループを作っての参加も大歓迎です。
【参加例】
 仲間10人と1口申込んで、「製作協力券」を1人10枚づつ広める。など。“製作協力者”には、映画のタイトルクレジット及びパンフレットにお名前を掲載いたします
※クレジットの記載締め切りは8月末日です。
【製作協力券―1枚1000円とは】
製作支援が目的の券ですので、製作準備から映画完成までの期間に発売・普及していただくものです。映画完成後には、全国どこの上映会(有料試写会を含む)でも鑑賞いただける券となります。「前売券」とは質の異なる券で、鑑賞有効期限は2010年12月末までです。
「前売券」とは主催者、会場、日程が明確で、その会場でのみ有効な券のことです。

【製作協力券の募集】
映画完成時(2009年8月予定)で終了し、現在募集の最終的な取り組みの段階です。あらためて、急ぎご協力、製作支援の輪を拡げていただくお願いいたします。
 お申し込み次第、製作協力券をお届けします。
      映画「いのちの山河〜日本の青空〜」兵庫県製作支援推進委員会
      事務局【(労協)国際ツーリストビューロー内
  TEL078−391−2961 FAX078−332−0977