坂口正軌さんの突然の死

 一昨日13日夕突然、坂口正軌さんの訃報メールを受けました。彼は学童保育兵庫県連事務局長を長く努め、近年は国学童保育連絡協議会副会長の要職を担っておりました。一時私どもと同じ元町駅前ビルの3階に県連の事務所があって、仕事帰りの遅くに学童全国研の切符などを取りに何度も来られてました。
 全く突然のことで大変ショックです。
 昨日西宮でのお通夜に参列致しました。参列者のなんと多かった(200名近い)ことか…彼の生前の活動ぶりが偲ばれました。北海道の大学を出て西宮の新井組に職を得て、以来38年勤め上げ昨年定年になったばかりのまさにこれから…61才での旅立ちです。悲し過ぎます。
 私自身はもちろん学童の仕事で大変お世話になったのですが、住まいが同じ西宮であり、かれこれ30年近いお付き合いでした。学童の全国研が今から30年近く前に兵庫で開催され、当社としても全国規模の初めての大会のお手伝いで、その後「保育」、「母親」へと続き、「大会・集会もの」が今日、私どもの仕事の重要な柱となるいわば“はしり”といえるものでした。その時から、会長はJR(当時は国鉄)の尾島さん、事務局長坂口さんの態勢だったように思います。
 彼は、西宮市議選にも立候補したこともありましたが、学童保育一筋といってもいい人生を全うされたといえます。家族やご親戚、県連や学童現場の関係者の悲しみはいかばかりかと思いますが、こういう時改めて“人の死に我が生を問う”の言葉をかみしめたいものです。
 いろんな方々にお会いしました。みなさん一様に驚き、悲しみで交わす言葉もすくなく同世代の坂口さんの死を悼んでいました。
 全く私事で恐縮ですが、先週はじめ姉婿が64才で亡くなりました。1週間に2度も身近な同世代を見送ったことになりました。式場は違ったですが、偶然!にも同じお坊様が導師を努められました。坂口さんのご冥福をお祈りします。合掌
(T.MATSUOKA)