初めての海外添乗

KokusaiTourist2009-11-09

・・・中国杭州の旅その1
               (宋 敏・SONG MING)
1日目
10/23日(金)〜25日(日)2泊3日の浙江省省都である杭州に行って参りました。
杭州と言えば西湖というぐらいに西湖は有名です。春秋時代の美女“西施”にちなんで名付けられただけあり、何時見ても美しい湖です。また、杭州を訪れたマルコポーロは「世界で最も美しい華やかな街」と絶賛しています。それだけではなく、杭州龍井茶や絹織物で有名な古都(2200年余の歴史がある)なのです。
 初めての海外添乗だったので、ちょっと不安でしたが、母国である中国でもあり、プロの先輩岩渕さんも一緒なのでなんとなく少しは安心。しかも、「上に天国があり、下は蘇杭があり」とも言われた杭州にずっと行きたかったので、わくわくしていました。
 それでも、一日目(当日)の朝やや不安なのか、早めに目が覚め、関空での集合時間は8時でしたが、7時15分には関空集合場所に着いてしまいました。
まず、JALのカウンターに行き、団体チェックインについての様々な確認事項を済ませ、まだ早い(7時25分)ですが集合場所でお客様を待つことにしました。しかし、お客様も7時40分までにほぼ全員が揃ったので、8時ごろ全員出国手続きをし、早めに搭乗ゲートに入りました。
 JAL637便で、関空を9時55分に出発し、杭州には11時35分に到着。杭州では、現地のガイド、沈さんが案内してくれます。今回の旅行は九曜山参拝が目的なので、まず九曜山(玉皇山)を参拝訪ねました。玉皇山は西子湖と銭塘江の間に屹立しており、海拔は239メートル、唐代では玉柱峰と称されています。明代に福星観が建てられ、玉皇大帝を祀ったため、その後玉皇山と言われるようになったのです。山頂の最高地点「登雲閣」をはじめ、慈雲嶺造像、天一池などを見学しました。
 それから、西湖を一望できる「城隍閣」にご案内し、お客様はヒマワリ種を食べながら、龍井茶で一服する間に、私たちは現地のガイドさんと打ち合わせし、スケジュールなどを確認しました。ソフィテルホテルへの迎えのバスの中でパスポートを預かり、集合時間の案内などをして、ホテルにチェックインしました。
 チェックインしてから、部屋周りをした際には部屋が開かないとかスーツケースの暗証番号を忘れたとか様々な問題がありました。が、母国である中国ですので、言葉の障害がないためすぐに対応ができ、やっと役に立ったかなぁと感じることができました。
夕食杭州創作料理)後、ジャンイモー(張芸謀)他二人の演出家(王湖歌、樊跳)による「山水実景演出」、山と水を表現した演劇「印象西湖」を鑑賞しました。
百人を超えるダンサーと光に音響、湖水や湖岸の樹木などを組合わせた山水画のような大掛かりなパフォーマンスです。とても美しい演劇でしたが、座席が屋外だったので、寒かったのが残念です。