初秋の東北旅行(2)         

KokusaiTourist2010-09-19

〜東北三大半島(男鹿・津軽・下北と白神山地)巡り〜
 夏休み(9月2日〜4日)を活用して東北三大半島(男鹿・津軽・下北と白神山地)の旅に行ってきました。 (宋 敏)
9月3日(金)
今日の天気はあまり優れてないようで、天気予報によると昼から台風と雨。朝食後、岩木川の河口に広がる湖である“十三湖”へ。
十三湖は淡水と海水が混じり合う周囲約30?の汽水湖ヤマトシジミの名産地として知られています。さすがにシジミの釜めしやシジミラーメン、シジミアイスクリーム、シジミ味噌汁などメニューが豊富でびっくりしました。私はシジミのみそ汁(100円)をいただき、言葉で表せないほどに“ぷりぷり”とした歯触りを楽しみながら深い味わいを堪能しました。

そして、強い風と雨、霧の中で高い山々を越えて、やっと津軽半島最北端の「龍飛岬」に着きました。うわさの通り年間を通して強風が吹くようです。竜飛崎に立つと津軽海峡の厳しい自然と情景を盛り込んだ「津軽海峡冬景色」の歌「・・・ごらんあれが竜飛岬 北のはずれと・・・」を思い出し、本当に共感できました。その突端にある竜飛崎灯台からは下北半島や北海道の山々が眺められます。津軽海峡冬景色歌謡碑は津軽海峡を背にして立っていて、ボタンを押すと歌が流れてきます。
また、竜飛漁港から竜飛崎灯台のある高台へ上がると石の階段が国道339号だという標識があり、車もバイクも通れないのに、なぜ国道?と驚きました。その階段を数えるとなんと362段あり、総延長は388・2mもあるそうです。風と雨で全身がびしょびしょになり、心残りのまま「奥入瀬渓流」へ。

奥入瀬渓流に着くと、なんと雨が止みました。やったー!「奥入瀬渓流」の“阿修羅の流れ、雲井の滝、
銚子大滝、「石ケ戸」(厚さ1m、面積50?もある巨大な一枚岩がかつらの木に支えられ、石の小屋のように見える。昔、美人盗賊お松が住んでいたという伝説あるようです)などを散策した。奥入瀬渓流十和田湖から流れ出る清流が奔流となり、千変万化で繊細かつ勇壮な表情を見せてくれ、様々な形状な滝として流れ落ちた水柱と水飛沫は、残暑を忘れさせる不思議なひと時で、身も心もリフレッシュできました!
更に、火山の爆発によってできた「十和田湖」へ。
しかし、また強い風と雨が降り始めたので、十和田湖ではゆっくりと散策できずに、そのままホテルに向かいました。今夜の宿は青森文化を堪能する古牧温泉「青森屋」で、夕食は当地の食材(マグロ、姫竹、せんべい汁、長いもしそ漬け、大根のカルパッチョなどを堪能した後、伝統に触れながら「南部民謡・津軽三味線」の生のショーが楽しむことができました。食後に八甲田・奥入瀬十和田湖白神山地などの青森の美しい水と緑を表現した露天風呂「浮湯」へ。露天風呂は美しい木々に囲まれ滝を望む広い池に大きく張り出して、幻想的でまるで水の上に浮かんだような感じでした。しかも、露天風呂に入りながら池の中で鯉が泳いでいる姿を見ることができ、癒されるひと時でした。