憲法9条を携えて!

大阪から市民が、WSF(世界社会フォーラム)出席のため、セネガルへ向け出発
管総理はダボスで存在感なしで、しかも何を言ってきたのか…!
セネガルのWSF(もう一つの世界=WSF)の成功に世界の市民が注目!
 昨晩、エジプトなどアフリカ北部、中東地域の情勢激動のなか、WSFおおさかのグループ14名が、勇躍ダカールに向け関空から出発しました。
 菅首相ダボスの世界経済会議(WEF)で、国民を裏切りながら、次のような発言をしたと報じられています。
「21世紀に入り日本経済が停滞する中で、例えば若者の海外への留学が減るなど、国民全体にも内向きな傾向が強まっているところであります。そうした内向きの傾向をもう一度精神面でも、あるいは経済面でも世界に向かって大きく開いていく。その「開国」こそが今、我が国がとらなければならない大きな方向だと考えております。同時に、開国にはややもすれば社会の変化に伴って人と人との関係の断絶を生み出すことがあります。私はこの開国と同時に、人と人との間のつながり、日本語では絆という表現をいたしておりますけれども、この新しい絆を形成していきたい。」
何故、若者の留学が減っていると思っているのか、「開国」とはTPPを言いいたいのか、絆の大事さを言うなら、何故、日航の不当解雇を黙って見ているのか!こんな発言では、“先進資本主義国”の世界でも存在感を示すことはできなかったはずです。

昨晩出発したWSFおおさかは次のように運動の趣旨を掲げています。
グローバル資本主義新自由主義経済の破綻がますます明らかになってきている中、世界社会フォーラム(WSF)を軸とした「もう一つの世界」を求める世界的な潮流が形成されています。2010年には、世界の至るところで社会フォーラムが開催され、2011年にアフリカで開かれる予定の第9回WSFに合流していこうとしています。このおおさか社会フォーラム(OSF)は、ここ大阪の地において「もう一つの世界」「もう一つの大阪」を求める声を結集していこうとするものです。 OSFは、「おおさか社会フォーラム憲章」に沿って開かれ、この憲章を承認するすべての団体に開かれています。憲章の精神を列挙すると、 (1)行き過ぎた資本主義、新自由主義への批判、(2)人種差別、民族差別を認めない、(3)暴力で問題を解決しようとするグループの排除、(4)政党、政府の参加は認めない、(5)以上の原則を踏まえて、あらゆる社会運動にかかわる人々に優先順位をつけないで、発言の機会を与える、の5つです。』

パリダカレースで有名なアフリカ西海岸のセネガルでの活躍を期待しています。また、レポートが寄せられたら紹介させていただきます。
なお、ツァーコンダクターには国際ツーリストビューローの大村が同行しています。