9条を世界に!

KokusaiTourist2011-03-24

セネガルのWSF(世界社会フォーラム)で
MMMMWSFおおさかのグループが奮闘!その4最終回

国際ツーリストビューローの添乗員大村圭子からのレポート
その1 http://d.hatena.ne.jp/KokusaiTourist/20110225
その2 http://d.hatena.ne.jp/KokusaiTourist/20110227
その3 http://d.hatena.ne.jp/KokusaiTourist/20110309


最初の予定ではこの日からエジプトへ行くことになっていたが、変革の真っ只中で外務省からは渡航延期勧告が出され、エジプトを訪れていた観光客は出国できない状況中では安全な旅行の提供は当然出来ないため日本出発間際にモロッコ滞在を延ばす行程に急遽変更をした。
そしてマラケシュへ向かう、カサブランカは「白い家」という意味がありカラーは白に対しマラケシュは赤い町である。高速道路できっちり3時間で到着するがカサブランカからの道中は1面畑が広がり、様々な農作物が作られていて農業国であり自給率100%であることを実感できる。

到着後は数々の観光名所をめぐり、名物料理のケバブタジン鍋等を味わいフナ広場での屋台を楽しみ、スーク(市場)での買い物をしたり、ハマム(アラブ式のお風呂)での体験やファンタジアショー等モロッコでは思い残しなく過ごす中、帰国前日の2月11日の金曜日にムバラク政権が崩壊し、WSFのスローガン『もうひとつの世界は可能だ』をアフリカ大陸で民衆の力で変革を成し遂げたエジプトのニュースをみて実感することとなった。
また今回の訪問国は2か国ともイスラム国家で今までイスラムの話を深く聞い
た事がなかったが、それまで持っていたイメージとは大きく違い平和な秩序のある社会を築いているのだと感じた。
今もアフリカ諸国の変革の動きは拡がってはいるが、リビアにおいては深刻な動きも出ている。何事にもベースには平和であらねばならないと強く思う。