「原発利益共同体」が

○○○○○○○○○○振りまいてきた安全神話
4月30日付けしんぶん赤旗から
再生エネルギーを生かそう
○○○○○○京都 吉井議員招き講演会
  原発抜きの日本はいかにして可能か−。日本共産党京都府委員会と民青同盟京都府委員会は29日、京都市下京区で、日本共産党の吉井英勝衆院議員を講師に緊急講演会を開きました。会場には、約300人がつめかけてあふれ、立って聞き入る人も。
 吉井議員は、福島第一原発の事故について明白な人災であり、その背景には電力会社、ゼネコン、資材メーカー、銀行、官僚、政治家などによる「原発共同体」が振りまいてきた「安全神話」があると強調。正直で科学的な原子力行政へ転換する必要性を訴えました。
 同時に吉井議員は、太陽光、風力、小水力、間伐材の燃料化など、日本各地の再生エネルギー利用促進のとりくみを紹介するとともに、「再生エネルギーは、地域の条件・資源と中小企業の仕事を結びつければ爆発的に広げられる」と新しいエネルギー政策、経済社会システムづくりを呼びかけました。
 案内ビラを見て参加したという、エネルギー問題を専攻する京都工芸繊維大学の男子学生(19)は、「電力の3分の1を依存する原発はなくせないと思っていたけど、各地域に可能性いあふれたエネルギー源があるとの吉井さんの話を聞いて驚いた。将来のため実現しなければならないし、ぼくも研究したい」と話していました。