無料低額診療事業をNHKが放映予定

受診抑制の深刻な実態と、尼崎医療生協が取り組んできた無料低額診療事業の取材をNHK神戸放送局から受けてきましたが、ドキュメンタリー番組「目撃！日本列島」で「急増する受診抑制を追う　〜ほころぶ国民皆保険〜」と題して、全国放送（変則的な放送の仕方ですが）されることになりました。放送日が決まり、ホームページにアップされていますので、お知らせします。

全国放送は６月４日（土）午前11：30〜11：54　　　　http://www.nhk.or.jp/program/mokugeki/
関西２府４件は、６月１１日（土）午前10：50〜11：13　
http://www.nhk.or.jp/osaka/program/mokugeki/index.html

長期間、長時間に及ぶ取材を受けました。
「経済的な理由から、患者が意識的に治療や服薬を中断する“受診抑制”が急増している。医師らで作る全国保険医団体連合会による初の全国調査では、およそ4割の医療機関でみられた。兵庫県の尼崎医療生協病院もその一つ。ここ数年、慢性疾患の患者を中心に、通院をやめたり薬を減らしたりして体調を悪化させてしまう人が後を絶たない。がん治療を抑制し死亡した患者も出た。健康保険証を持っていながら、3割の自己負担金（高齢者は1割）を支払えない患者たち。リストラや事業不振、高齢者の負担増等が生活に陰を落としている。医療費の減免などの緊急措置で、急場をしのいでいる病院で、国民皆保険のほころびの実態を追う」（NHK大阪放送局のHPから）という内容になっています。
ご覧になりましたら、感想等をお寄せいただければ幸甚です。
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