さっぱ船遊覧、16日復活 宮古・浄土ケ浜

岩手日報7月6日付けより
 宮古市浄土ケ浜の「青の洞窟 さっぱ船遊覧」は16日、復活する。運営する浄土ケ浜マリンハウス(浄土ケ浜観光船事業企業組合)のスタッフは張り切って準備を進めている。
 遊覧は2008年スタート。見どころは、岩壁に口を開ける「八戸穴」に小型船に乗ったまま入るクライマックス。入り口付近の海水が、差し込む光線の作用でエメラルド色に輝く様子が評判を呼び、昨年は約1万人が利用した。
 津波のためマリンハウスの建物は全壊。遊覧用の船も、貸し出し用手こぎボートもほとんどが流されたが、対岸の白浜で小型船1隻を無傷で回収するなど4隻態勢で遊覧できるめどが立った。同遊覧は所要時間約20分。料金は1人1500円。運航は11月いっぱいまでの予定。(2011/07/06)