遠野の名所、伝えて学んで 土淵中生がボランティア

岩手日報より
 遠野市土淵町の土淵中(菅野稔校長、生徒46人)は、生徒が観光案内する「座敷童(わらし)ボランティア」に取り組んでいる。26日は生徒がオレンジ色の帽子と法被を身に着け、同校周辺の伝承園やカッパ淵を訪れた観光客をお出迎え。カッパのイラストを描いた「がんばろう岩手うちわ」を配り、観光ガイドや写真撮影を行った。
 佐々木悠苗(ゆうな)さん(1年)は語り部として昔話「カッパの恩返し」を披露した。東京都から観光で訪れた小学校教諭服部謙一さん(46)は「緊張しながらも古里の魅力を一生懸命伝えようとする姿に感動した。この素晴らしい活動を引き継いでいってほしい」と目を細めた。
 同ボランティアは29日、8月1、2、5日も実施する
【写真=カッパ淵で観光客に手作りの「がんばろう岩手うちわ」を配る土淵中の生徒】