小・中・高の09年度修学旅行調査(2)

海外高校は韓国、北米が上位
業界紙トラベルニュースより

海外修学旅行については、09年度(実施予定段階)の小中高校を対象に調査した。10年度の計画についても尋ねた。
それによると、09年度の実施数は859件・約10万8500人。これは08年度比で実施件数が64.8%、人員で65.2%の水準だった。
このうち中学校の件数は前年度比67.4%の95件で、人員では同82.3%の約9300人。高校では同64.6%の760件で、同64.0%の約9900人だった。
修学旅行のほか、語学研修・ホームステイ、留学、遠征(スポーツ・文化交流など)を含めた海外教育旅行全体でも実施数は2304件・13万9千人あまりで、対前年度比では実施件数が72.8%、人員が67.1%だった。
この結果について、同協会では新型インフルエンザの影響が続いていると分析している。
ただ、10年度の修学旅行の計画については、中学校が09年度比118.9%の113件(1万200人)、高校が同122.6%の932件(11万5900人)としている。
海外教育旅行全体の訪問先については、中学校がオセアニア38%、北アメリカ17%、韓国16%が上位3地域。高校では韓国18%、北アメリカ16%、オセアニア15%の順だった。