トルコ10日間 その5

KokusaiTourist2011-10-02

9月3日から12日まで、カッパドキア、パムッカレ、エフェス、イスタンブールなど周遊の旅を添乗してきました。前後しますが、何回かに分けて、レポートします。(KEIKO OOMURA)
9月7日
 http://d.hatena.ne.jp/KokusaiTourist/20110921
パムッカレは想像以上に幻想的で自然の素晴らしさに改めて感動! 真っ白の石灰に透き通ったブルーの温泉水のコントラストはもう息をのむほど美しく、何度見ても、何枚写真と撮っても全く足りないほどの圧巻。
アナトリア」という3000年前の古代都市遺跡の一部を見たが、文明の高さに本当にびっくりした。やはり、いつの時代も先進的な文化は男女平等であることを知る。
ローマ人の支配を受けて、そのルールに従わざるをえなくなり、衰退してしまうが、お風呂の習慣や埋葬の仕方など、現代でもひけをとらない水準に驚く。
文化というものは、脈々と引き継がれるものだと思いつつも、その時代にそこまで到達する過程に非常に興味を持つ。
 夕食は、港町でシーフード。魚の塩焼きグリルが本当に美味しい。でも、トルコは海が深すぎるようで、捕獲量は少なくシーフードは高いらしい、日本以上に!
トルコの革製品の技術に驚く。どれだけ薄く、軽いか。デザインもかなりおしゃれ。でも、ジャケットのみで1枚10万円くらいする。

9月8日
エフィソスは現代の呼び名、エフィスは昔の名前。古代都市で3000年の歴史がある。ギリシャとローマ様式のミックスの建物だが、ローマに支配されてからは、税金の重さによりローマ崇拝を装う。すでに、鏡、ガラス製品、毛皮まであり、医療分野においては、アヘンを治療に使うなどとにかく進んだ文明。建築においては、石の接着にはダチョウの卵は欠かせず、綿などを利用するなど1500年もの耐久性を持つ技術だという。商店街もあり、風呂、トイレ(男性用のみ)、港町だったから世界最初の売春宿もあり300人が娼婦として働いていた。アルテミス神殿は200本の柱を全く同一のものを使い、円形劇場の収容は人口の10分の1で、当時の人口を計算するらしい。クレオパトラの妹の墓がある。アントニオの指示により殺害され、10年前にドイツの考古学者により判明。
シリンジェの村は山あいにある。オリーブ石けんや果実のワイン、手芸品などが並び、イチジクが一番美味しいらしい。白イチジクはとっても甘い!