"海・山の秘境対決"は大歩危・祖谷に軍配 あしずり温泉郷と好勝負

業界紙トラベルニュース紙より
徳島県「にし阿波観光圏」の宿泊重点地区の大歩危・祖谷いってみる会(植田佳宏会長=ホテル祖谷温泉)と、高知県「四万十・足摺観光圏」のあしずり温泉協議会(田村卓実会長=足摺国際ホテル)は今年の冬、インターネット交流サイト・フェイスブックで、どちらが「秘境」として魅力的であるかを競う「海の秘境・山の秘境対決〜冬の陣八番勝負」を実施。僅差で大歩危・祖谷温泉郷が勝利した。
敗者は勝者の地域に出向いて観光地の清掃や勝者地域のパンフレットを敗者地域の法被を着て駅などで配布するという決まりになっていたが、7月6日にJR高松駅構内で2地域のパンフレットなど配布する"罰ゲーム"が行われた。
敗者であるあしずり温泉協議会側には土佐清水市の杉村章生市長も参加し、「ジョン万次郎君」らイメージキャラクターと一緒にパンフレットを配布していた。
大歩危側は「妖怪の里」をアピールしていることから「河童」のキャラクターを登場させて、合同で両地域をアピールした。
翌日は"罰ゲーム"の第2弾としてJR大歩危駅構内の清掃にも参加。駅長である子啼き爺と柴犬の助役「虎太朗」に見守られながら、トイレ掃除や線路に生える雑草取りを行った。
"罰ゲーム"で大歩危駅を清掃

両者は今後も「対決」を継続して行っていく考えで、9月には東京で日本旅行業協会会員への誘客活動も行う。(12/08/10)