【番外編】舞鶴から韓国・浦項へ

 歴史と食に見どころ(2)
業界紙トラベルニュースより
さらに足を伸ばして、キョンジュも見どころの1つ。街の中に古墳が155基もあるという神々しい場所である。とにかく『世界遺産』が多い。山道をゆっくりと歩き、「石窟庵」で祈りを捧げ、「仏国寺」でその壮大な寺を実感する。

圧巻の世界遺産 魚介の豪快さに満足
やはり、圧巻は慶州良洞村である。小高い丘陵に広がる村全体が世界遺産という偉大な村である。村全体の光景が実に美しい。約500年前の家屋をはじめ、朝鮮時代の伝統的な家屋が約150軒あまり保存されている。建物の構造や配置などから、村の統治状況を学ぶことができ、知的な欲望も満足。現在も人々が居住し、伝統がそのまま生きている。
慶州良洞村は村全体が世界遺産
今も伝統が生きている
旅といえば、グルメも宿も大切な要素。ポハンで印象深いのは魚介類の豊富さだ。巨大な竹島市場で、現実を見て、食堂に入ると、大皿に大盛りのカニ。夏なのにカニ!だ。聞けば、ポハンでは年中カニが採れ、漁獲量は全国の約54%を占めるという。カニのみならず、アワビ、ホタテなど魚介類を思う存分食べた。それに伴い、ビールとマッコリが進む。ツアー中、どれほど飲んだか。
竹島市場は活気に満ちていた
宿は、インターネットをはじめ、世界各国の番組が見られるテレビなどが整備され、世界のスタンダードレベルのサービスを整備しているホテルがそろっている。
帰りはプサンから飛行機というコースで、空港でしっかりと今流行のカタツムリの美容クリームをゲット。見どころ一杯、遊び一杯、腹一杯の旅であった。