ピンクリボンのお宿ネットワーク

参画宿・企業を募集しています。
業界紙旅行新聞より
 ピンクリボンのお宿ネットワーク(略称:リボン宿ネット)」(会長 畠ひで子=匠のこころ吉川屋女将)は、2012年7月10日に東京都内で設立総会を開催しました。役員を選出し、会規約、事業計画など決定して、正式にスタートしました。
 リボン宿ネットは、乳ガンを患い、手術を受けて回復の道を歩みながらも、術後を気にして旅をあきらめてしまうという女性の方たちに、もう一度、誰の目も気にせず旅に出かけてもらい、心ゆくまで旅館・ホテルでの入浴などを楽しんでいただきたいという目的で設立されました。
  わが国では、年間5〜6万人が乳ガンになるといわれ、日本人女性が一生のうちに乳がんになるのは16人に1人という統計もあります。ただ、毎年約5万人の女性が胸の切除や温存手術を受けながら、8割以上の方が回復されるといいますが、大きな楽しみである旅をあきらめてしまう人も多く、その数は患者さんとその家族を含めると約200万人に上るといわれています。
 会では全国の宿泊施設と観光団体、会の趣旨に賛同された企業などと一緒になって、誰もが旅を楽しめる環境づくりを目指していきます。そのために、全国500の病院や医療関係者、乳がん患者団体とも連携し、シンポジウムや勉強会を通じてそれぞれの立場、考え方への理解を深めるとともに、業界のみならず広く社会に向けて啓発の輪を拡大していきたいと考えています。 

  今年12月には宿の情報をまとめた冊子を発行し、病院や宿、会員企業などを通じて配布するほか、会員の温泉・観光地で勉強会も開催する予定です。新聞などメディアやWEBでも情報発信していきます。
 「Tourism For All」をテーマに、すべての人が等しく旅を楽しめる環境づくりに取り組む旅行新聞新社が事務局となります。

 <本件に関するお問い合わせ> ピンクリボンのお宿ネットワーク事務局
旅行新聞新社 東京本社 電話:03(3834)2718/関西支社 電話:06(6647)5489