世界社会フォーラムinチュニジア その1

オープニング女性の集会
ジャスミン革命から2年経ったチュニジアチュニス世界社会フォーラムが3月26日から始まった。大阪社会フォーラム主催のツアーで14名の方の参加でブラジル、セネガルに続き添乗で参加する。国や政府挙げての開催で心配されていた治安は全く問題がなかった。空港にはWSFのスタッフが待機していて到着する参加者に様々なフォローをしてくれていた。
昼食を済ませメイン通りのハビブ・ブルギバ通りで受付をしていると聞き早速足を運んでみた。通りの真ん中にテントを張っていて、そこで登録料の支払いや参加証、バックを受け取る。その後徒歩で通りを歩きフランス門から始まる旧市街のスーク(市場)へ。細い込み入った路地に両側にお土産屋がびっしりと並ぶ。あちらこちらの店をのぞき、買い物をしながらのそぞら歩き、その先には9世紀半ばに完成したアグラブ朝時代のグランド・モスクがありカルタゴ遺跡から運ばれた柱などが使われているそうだ。

翌日からエル・マナール大学が会場の世界社会フォーラムへ参加、134ヶ国からの参加で7万人を超える参加者。オープニングはアラブ社会の女性の集会、会場は熱気に包まれ圧倒される。会場へ向かう途中の道で9条キャンペーンを同時進行で始める、こっちは黄色の揃いのはっぴにいつも大人気の9条うちわ、今回は核廃絶の署名を集めながらのキャンペーン。あっという間に大変な人だかりと日本人と写真を撮りたいというアラブの人たちに囲まれる。その写真をfacebookに送ってほしいと、アラブの春がfacebookで若者から広がっていったというのを思い出す。昼過ぎまでここで過ごし、パレードは夕方の4時からということで一旦ホテルへ荷物を置きに戻りパレードへ。
オープニングに続きたくさんのマスコミが来ていてた。パレードでは9条ののぼりといくつかの横断幕をチュニジア人と一緒に持って歩くことになり、マスコミに写真を撮ってもらったのが翌日の2紙に掲載されることになり翌朝メンバーで大騒ぎ!
(K.OOMURA)