異議あり!「主権回復の日」

4月24日の当ブログ記事http://d.hatena.ne.jp/KokusaiTourist/20130424の「呼びかけ」などの文章が読みにくいので改めて掲載します。
政府は、4月28日を「主権回復の日」として祝うことを決めました。1952年4月28日にサンフランシスコ条約(Treaty of Peace with Japan、1951年9月8日調印)が発効したことを記念する日だとしています。
条約発効とともに、沖縄県などが「日本」 から切り捨てられ、アメリカの施政権のもとに移された「屈辱の日」でもありました。条約を巡る世論の対立、ソ連や中国、韓国などが調印していないこと、「北方領土」の切り捨て、日米安保条約の発効、「在日」外国人の法的地位の変更など、多くの問題を抱えた「発効」でした。
 安倍内閣は「主権制限下でつくられた憲法は、占領軍に押しつけらたもので認められない」という理屈で、「改憲」(壊憲)と「主権回復の日」を一つのものとして進めています。「主権回復の日」の下に「改憲」が見えています。見過ごすわけにはいきません。
沖縄県では米軍基地のたらい回しが行われ、負担は極限に達しています。そのスタートが月28日であり、だからこそ「屈辱の日を主権回復の日とは言えない」の声が大きく広がっています。
異議あり!『主権回復の日』」です。輪を広げ、憲法改悪に不同意であることを示していきましょう。