地球へ途中下車第82回

素敵な熟年ご夫婦の1年間世界旅行の記録


前回までhttp://d.hatena.ne.jp/KokusaiTourist/20131013

リオ最後の日、これからアマゾンを目指します。
○○

2012年02月23日(木) 12時14分08秒
ブラジル

コルコバードの丘から眺めたリオ】
一夜明けて、カーニバルが終わり…
まちは平常時の表情を取り戻したようです…

鍵がかかっていたシャッターが開き、ダフ屋とテキ屋、観光客相手の屋台だけがあふれていたまちが、市民の通常の生活のまちに戻ったようです…
…今日はリオ滞在最後の日。

セントロから180番のバスに乗り…

コズメベーリョまで行き、そこからコルコバートの丘行きの登山電車に乗って…あの丘の上まで登ります!
…ここも異常な人です。まず登山電車のチケットを買います。12時過ぎに買いにいったけど、指定されたのは2時の電車でした。(その間、お昼を食べに行く)

おや? ユースホステル会員証提示での割引表示がありました。

1人43R(=約2150円)のところが35R(1750円)に。2割の割引です。これはおおきい…。世界中でちょくちょく見かけるので要注意です。
登山電車は進行方向に向かって右側が景色がよいです!

709mの丘の上に建つ高さ39mのキリスト像です。

イパネマ海岸が見えます…

ボンジアスールカ(こんもりした山)も、セントロもカーニバルがあった会場も見渡せます!

リオのまちが360度一望に見渡せて…リオがどんなに美しいまちか!改めて感動させられました。

これは絵ハガキ


…さて、夫と妻は現在、長距離バスターミナルで20時15分発の深夜バスを待っています。
行き先はポルト・セグーロ。ビーチのあるリゾートです。

これから海岸線に沿ってひたすら北上し、白い砂漠を経て、めざすはアマゾン!!!

2012年02月24日(金) 08時53分15秒ブラジル
【静かすぎるビーチ、ポルトセグロー】
リオの長距離バスターミナルを夜8時15分発、ポルトセグーロ行きのバスが出発しま
した。出発するとすぐに消灯。

朝になって、こんな景色や…


こんな景色を眺めながら

バスは北上します。

…南米は鉄道という社会資本が発達するより先に自動車時代が訪れたようで…
バス社会です。
これまで旅行してきたチリ、アルゼンチン、ペルー、ボリビアでは、長距離バスは基本的にノンストップ。車内にトイレがあるのでトイレ休憩もなし。車内で食事が配られるので、食事休憩もなし。…っていうかレストランやトイレや売店が併設されたようなバスストップの施設が途中にない…という感じでしたが…

ブラジルはさすがに南米のなかで最も発達しているのか、行く先々にバフェテリア方式のレストランを備えたバスストップがあり、夜中1時、朝9時、昼1時に、食事・トイレ休憩がありました。


トイレにはシャワーもありました!

予定通り、3時半頃、ポルト・セグーロのまちについたんですが…

が、静かすぎるビーチです…イパネマ海岸とえらい違いです


ま、リオが人・人・人のオンピーク時だったので、こんなのんびりした雰囲気もいいかもです。

海岸沿いのカフェでごはんを食べていたら、ブラジル人のおっちゃんが親し気に話しかけてきました。
「ユナイテッドステイツに住んでいたらか、少しは英語が話せるから困ったことがあったら何でも俺に聞いてくれ。USAは最低だ。ブラジルはいい国だ」、としきりに言っていました。


明日は一日、どこへも行かず、海を見ながら遅れている仕事(原稿書き)をします!











2012年02月26日(日) 09時37分19秒
【夫が20日間断酒をした理由 中高年 マチュピチュ−ウユニ大作戦】
独り言
ただ今、サルバドールへ移動中です。
この投稿は未来投稿です
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「“酒が旨い、酒の肴が旨い、酔い心地が気持ちいい”のどれかひとつが当てはまれば、立派な酒飲みになれる」と友達を誘っては飲みに行き、「月に人間を送り込んだ人は凄いが、『酒』を発明した人には遠く及ばない。『酒』はしらふの時と酔っ払いの時のふたつの世界を体験させてくれる」と、社会人になってから何事かと理由をつけては飲む楽しみを続けてきた。

クスコ、標高3200m。高山病の予防には酒を飲まないほうがよい、それなら高地に慣れるまで禁酒しよう、が始まりだった。
高山病の症状は人さまざまだが、殆んどの人に何らかの症状があるというが、夫はクスコへバス移動の時、吐き気を感じたが、「このバスの運転手は初心者だ。カーブの時はスピードを落とせ」と思ったぐらい軽かった。

自他とも認めるヘビースモーカー。1日2箱を25年以上吸い続けた。数年前、COPD肺気腫)を発症した男性が1km歩けたら今までの人生が変わると血液中の酸素の量が一定になるように指先に測定器を着けて歩行器上で歩く速度を調整する姿をテレビで見たこと、実際に酸素ボンベを引っ張ってまちを歩く人を目撃してショックを受け、それ以降、禁煙している。最長不倒禁煙期間だ。

高山病の症状は各個人によってさまざま。夫の場合、寝る時、呼吸が苦しく眠れない。
例えるなら、風邪を引き、鼻が詰まって呼吸ができず、苦しいので口で深呼吸をする感じだ。平地なら深呼吸するのに疲れ、いつの間にか深く寝入ってしまうが、高地の場合、深呼吸するたびに空気の薄さを感じ、肺に十分酸素を取り入れられない(喫煙により肺がCOPDの中期)ことを感じ、意識的に深呼吸しなければならないので寝られない。酸素ボンベのチューブから鼻に酸素が送られ、呼吸が楽になるイメージが頭をよぎる。
しかし、高山病の薬を飲むと不思議なことにすっと寝られ、高山病を克服できた。
ぎりぎり、マチュピチュ、ウユニの高地で観光ができる肺を持っていることを確認でき、禁煙がぎりぎり間に合ったことを知った…。

しかし、急に身体を動かさない。坂道はゆっくり上がるなど、気をつけていると問題はないが、怠ると高地であることを思い知らされる。酒を飲むと体調がどうなるか、不安がよぎり、1月27日〜2月15日の20日間、酒を飲む気が起こらなかった。社会人になって初体験、最長不倒断酒期間だった…。
愛煙家T氏へ
一緒にマチュピチュ、ウユニの南米観光ゴールデンルートを旅行しませんか?
日本人が一番行きたい世界遺産 マチュピチュ
天空のドームの真ん中にいる感じはウユニ塩湖でしか味わえない。
ウユニの梅雨の初め、または終わりの時期、あるいは運を賭けて梅雨の晴れ間狙い。しかも新月(満月だと明るすぎて星が写らない)の時。上下左右が満天の星の世界になる。
ただし、旅行前に病院で高山病対策の処方箋を出してもらう。現地で酸素ボンベも簡単に手に入るし、食べる酸素錠剤もあるそうだ。
さらに、幸い、クスコ、ラパス、ウユニには空港があり、長時間バスに揺られることはない。
飛行機でクスコに飛び高山に慣れる。高山病にかかってもマチュピチュへ行き標高を下げればほとんどが治る。
日本人をはじめ、世界の高齢者は元気だ。夫よりもっと高齢者の旅人とマチュピチュ、ウユニ銀座通りですれ違った。
ブログを検索しても高山病が原因でマチュピチュ、ウユニを諦めた人はいない。みんなそれなりの覚悟で来ているみたいだ。

ウユニには各国の旗がはためいている。最も観光客が多いと思われる日本の旗はボロボロだった。一緒にサイン入りの新しい日本の国旗を持って行きませんか!