消費税4月実施中止を!の投稿が神戸新聞の『発言』に掲載

◎◎◎◎◎◎(11月1日朝刊17頁 オピニオンのページ 社説の真横に)

消費税増税中止すべき

 国内宿泊旅行の総消費額は阪神淡路大震災で減少、96、97年の復活の兆しも消費税増税でついえ、98年からは前年比割れが続き、震災前94年の12兆4000億円は、2009年の9兆2000億にまで25%も落ち込んだ。
93年に27億だった県の中小旅行業団体の旅行クーポン発行高は大震災で激減後96、97年には26億近くに回復した。しかし増税などで98年以降ずっと低落が続き2009年には15億と45%も下落した。
 私の職場でも、94年売上高を100として95年、63%に急降下。96年、97年に戻したものの、98年79%、99年78%と低迷が続いた。
 支払消費税は、昨年約250万納税した。消費税が8%になると400万、10%だと約500万の負担。過当競争と格安価値観が蔓延し、価格を下げて利益を削っている。その中に消費税という名目があるだけで仕入の消費税を転嫁はできない。売上減で赤字になって、なぜ4〜500万もの消費税を納めなければならないのか。しくみが間違っている。消費増税の4月実施は中止すべきだ。
    (西宮市 旅行業 松岡武弘 67歳)