特定秘密法撤廃  一人でも一人でない“無言のたたかい”

井上吉郎さん、“からだ”を張って訴える!
しんぶん赤旗7日“潮流”が紹介
 「学問の神様」として知られる北野天満宮への初詣客らでにぎわう京都市北区北野白梅町駅。その駅前で6日、車椅子に乗った男性が、「無言宣伝行動」を行いました▼首からぶらさげた手製のプラカードには、「秘密保護法」の文字の上から赤色で×を付け、反対の意思をアピールしています。寒空の下での1人宣伝は、人々の目を引き、心を打ちます▼京都市長選候補として、広範な市民や日本共産党に推されて3回にわたり大健闘した井上吉郎さんです。7年ほど前に脳幹梗塞で倒れ車椅子生活を余儀なくされ、話すのも不自由に▼京都でも高まった秘密保護法案反対のデモや集会に参加したかったのですが、車椅子ではたびたびは難しい。それでも「自分のできることをやろう」と思いついたのが、自宅近くの北野白梅町駅での1人宣伝でした。同法案が強行されるまでは連日、その後も毎週月曜日に駅前に“座って”います▼希代の悪法を撤廃させようと、燎原(りょうげん)の火のごとく広がる市民のたたかい。強行成立した12月6日にちなみ「6の日行動」が各地で始まりました。東京都杉並区では、超党派の区議有志と市民団体がリレートークで、「共同の輪を広げよう」と訴えました▼日本共産党志位和夫委員長は、4日の「党旗びらき」で通常国会に同法廃止法案を提出すると表明しました。自身のフェイスブックで、「1人街頭宣伝」を紹介している井上さん。共産党の廃止法案にふれ、こう記しています。「第2ラウンドが始まる」
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 当労協の組合員でもあります井上さんとは、95年震災の時に何度も神戸に足を運ばれ暖かいご支援をいただいてから交誼を結ばせていただいております。旅の自由、権利を損ない、私たちの旅の商いを妨害する【秘密法】を撤廃させるため、井上さんに連帯して声を上げ続けます。