兵庫革新懇ニュース コラム“大河”から

KokusaiTourist2014-04-16

革新懇ニュース(兵庫)のコラム欄“大河”の今週号は、4月になって「強行」された消費増税があらゆる視点からみて「不当」なものであることへの怒りを込めた当ブログ編集者の拙文です。

増税で誰が喜ぶか―大企業だけ。物価を支配し仕入は買い叩き、前も後ろも完全「転嫁」。痛くも痒くもない、実質負担は「ゼロ」。輸出大企業には半端じゃない還付金▼誰が苦しむか―中小事業者と生活者。「デフレ脱却」名目の誘導円安による物価上昇がさらに加速、給料だけが上がらない。圧倒的多数を占める中小企業とその従業者
に苦難を強いて経済活性化などできない▲税による所得再配分機能も今は昔、庶民から資産家へと反対の流れ。正当性など全くない。「3党合意」しても選挙の“洗礼”なし。最近のGDP数値では、「増税法附則」により中止が当然▼「財政再建社会保障のため」も、色あせ誰も信じない。歴史事実として、導入後の税収が法人税の引下げ額とほぼ同じ。景気の腰折れ回避の「公共投資」で大企業支援▲そして増税反対の多数世論を無視した強行。ウソばっかりの導入必要論と導入経過。腰をすえて消費税の悪魔性を叩き切る新たな決意の春。(TM)