吉永小百合さんと瀬戸内寂聴さんが対談 週刊「女性自身」

FB憲法9条の会より転載

 吉永小百合さんは昨年暮れに、強行採決された「特定秘密保護法案」にも女優の立場と、ご自身の考えで反対を表明された事は、記憶に新しい事ですが、今度は現在の安倍政権の強硬な憲法改正や、原子力政策の政策遂行に警鐘をならして戴き、庶民の大変心強い味方で有ると思っています。
 今回は作家で僧侶の瀬戸内寂聴さんとの対談で、8ページ作りの長文で、撮影は篠山紀信氏の豪華版で発売された『女性自身』では安倍政権への怒りと原発再稼働反対への思いを改めて話しています。
 吉永小百合さんは、地震のない様な国なら事情が違うと言いつつ「原子力の平和利用なんてない、核というものは、人間とは共存出来ないものなんだということを、事故後初めて自覚した」と明言したと言った様です、
 吉永小百合さんは、私と同世代の終戦世代の生まれで、戦争体験は親から教えられた事と思いますが、吉永さんを良く知る芸能評論家の肥留間氏は「吉永さんの反戦原子力否定の考えは昨日や今日のものと違い、彼女は震災前から同じ事を主張していたそうです。
 吉永さんの批判精神は彼女曰く「婦人画報」の編集者で、平和活動家だった叔母の川田泰代さんから受け継いだものだと言っていました。政治色を嫌う女優業のなか貴重な存在の吉永小百合さんを、是非此れからも応援して行きたく思っています。