2014年もまもなく終わろうとしています。

 当ブログにいつもアクセスいただきありがとうございました。年末に際しあらためて御礼申し上げます。
 当ブログは2005年2月7日に開設し、明15年同日で10周年を迎えます。開設以来、毎日更新を基本としながら、現在(31日)1,123,567のページビューを数えております。
 この1年も、旅行、観光業界にはいろんな出来事がありました。私たち日本の観光の健全な発展に資する出来事、各地の地道な努力の積み重ねが光を放ち始めた事例もでてきました。
 国の施策としては、「観光立国」に特別に力が入れられ、2年続きで訪日観光客が1,000万人を超え、「ゴールデンルート」と呼ばれる全国の主な観光コースには外国の観光客の姿が目立つようになっています。国は、日本の観光地に「国際的な競争力」を付けようとあおりますが、世界的に景気の落ち込んでる時に、海外からの観光客だけで日本の観光経済を好転させるようなことは絵物語に終わりかねません。
 一方で、日本人の国内観光需要は伸び悩み、特に政策的な“円安”で海外旅行需要の価格が跳ねあがり出国者数も減少、横ばい状態が続いています。
 やはり、庶民の懐が潤うわせるなど、国内需要の活性化策に国が本腰をいれてこそ、観光経済の成長も見込まれます、今、国がいう「観光立国」の本来の意味を十分に吟味し、しれにふさわしい政策を臨むものです。
 旅の安全に関わる、交通の安全も今年は国内のみならず、世界でも事故が目立った年で、今年はさらに台風,地震、噴火などによる災害が旅の安全のみならず、生活の安全までおびやかした1年でした。国など行政機関、交通運輸事業の安全第一の施策を強く求めていきたいと思います。
 

海洋国、火山列島が一方で人々に登山や温泉、“噴煙たなびく”景勝など旅の動機や楽しみを与え、またそれを私たちは“生業”にしています。観光に関るものとして、常に危険と隣り合わせの仕事に自戒を込めて向き合いたいと思うばかりです。また、旅行者自身にも、この火山列島地震列島に住んでいるというある種の“覚悟”も求められているのでしょう。
 ブログ開設10年目を迎えるにあたり、引き続き旅と観光分野からの情報提供、皆様からの旅の楽しさのご報告などもいただき“双方向”のブログをめざして行きたいと思います。引きつづきご愛読いたけますようお願いしまして、2014年最後のご挨拶といたします。ありがとうございました。