高浜原発が原子力規制委員会の審査に「合格」!

原発輸出と再稼働をセットで暴走の政権に迎合か…

 川内原発に続いて関西電力高浜原発3,4号機の審査が「合格」とされた。早速、「地元」の町長は「前向き」を表明。 京都、滋賀はもちろん兵庫、大阪も原発については地元であろう。
 福島の原発事故時に米国原子力規制委員長でさきほど来日したグレゴリー・ヤツコ氏は、「日本は人口密度が高く、原発はリスクが高い。今こそクリーンで安全なエネルギー開発に力を入れるべき」と原発再稼働に反対を表明。「規制委はNOを言いにくい立場にある。安全性を100%保障する規制基準はない」と指摘。
 30キロ圏内に約12万8千人が暮らす京都府滋賀県には関電が同意を求めない点についても「30キロ圏内にある自治体には全て同意を得るべき」「規制委の委員長として、原子力に関わる技術の弱さやもろさがありありと見えた。原発事故を経験した日本が今すべきことはエネルギー政策のあるべき姿を目指して労力をかけることだ」と語っている。