季刊誌夏号発行 その1

表紙&裏


 沖縄の辺野古が大変なことになっています!わたしたちも黙っている訳にはいきません。県民は、何度も“普天間の移設NO!”を明確に意思表示し、日本全体の世論も多数がその意思に賛意を示しています。しかし、国は知事に埋立て承認を取り消されても、「訴訟も視野に入れて裁判になっても工事は続行する」としています。  
 こんなことは法治国家で許されません。県民や国民の意思を踏みにじって繰り返される「普天間の危険性除去、沖縄の負担軽減」のなんとむなしく響くことでしょう。 
“戦争する国づくりNO!”の意見広告をニューヨークタイムスアジア版に掲載した「意見広告運動」は、続いて沖縄現地2紙に左記の意見広告を6月23日掲載に向けて賛同募金を進めています。
 (詳細はCozyニュースに) 
 沖縄は、日本でただ一つの地上戦と米軍基地のため、想像を絶する犠牲を強いられ今もその苦難は続いています。戦争の悲惨さ、平和の尊さを発信できるのが沖縄です。また亜熱帯性気候で日本有数の海洋自然があふれる島です。
県民に寄りそい辺野古移転を止め、安全で沖縄を平和な島、“観光立県”の島にすることは、県民の苦難の軽減、日本と世界の平和そして日本の民主主義にとって、いま最も大切なことではないでしょうか。



 3・11から4年経ってもなお、原発事故をコントロールできず、復興も遅々とした中、日本はじめ世界で大地震、火山噴火が続いています。

自然の脅威と原発は両立せず!
 自然の脅威の中で、安全に安心して生きていけるようにするのが政治のいちばんの役割。ところが、日本では、自然の脅威からの防御というより、未だ制御不能原発を安全と偽り輸出しています。川内原発再嫁働は避難計画も火山対策も無視。
自然とどう付きあうかは永遠のテーマ
 自然は人間をはるかに越える存在。元々人間は危険な地球で、自らを適応させながら、移動し旅をし危険を乗り越えることで様々な力を付けてきました。それが、科学でありコミュニティであり事業体であり政治。それを活用し自然とともにどう生きるか… 永遠のテーマ。
火山列島がもたらすえがたい恵み
 火山列島で海洋国日本。噴煙たなびく風景、登山、温泉、独特の地形が生み出す豊かな食材は、生活に得がたい彩りそえます。危険列島で生きていることの“覚悟”が必要なのか。それは個人に求められるにしても、「危ないところへ行く」のは、個人責任だ…では済まない。政治に必要な役割を最大限発揮させるのがまず第一です。

旅のリスクを避け、減らす努力を!
 人類のたゆまぬ努力をつないでいくために、研究・監視、避難・防災、情報提供などが政治や事業の仕事。個人としての十分な事前調査と慎重な行動、勇気ある決断も安全な生活、移動そして旅に求められるのではないでしょうか。私たちも自戒を込めて向き合いたい。
ネパール支援は下記へ!神戸新聞情報
NPO法人シーズアジア 078-766-9412
一般社団法人神戸国際支援機構070-5045-7127(岩村さん)
NPO法人CODE海外災害援助市民センター078-578-77
アジア友好ネットワーク 072-757-5578(石丸さん)
NPO法人アジア女性自立プロジェクト 078-734-3633
公益社団法人PHD協会 078-414-7750
NPO法人ラリグラス 0794-85-0248