平和の使徒か 吉永小百合さん



 サユリストとして、同じ世紀を生きた人間として、誇らしく、彼女のひたむきな生き方に共感します。
 東京大空襲の3日後に生まれ、10代の頃から女優として日本映画界に多くの足跡を残している吉永小百合さんは、山田洋次監督の最新作「母と暮らせば」でも変わらない演技力を発揮しています。とかく政治色を嫌う芸能人が多い中ぶれない信念で反体制を貫いている稀有な存在な女優さんです。