アート、夜景をめぐる岡山旅

業界紙トラベルニュースより
観光列車でめぐる晴れの国岡山
倉敷や後楽園、岡山城で美に触れる 工場夜景も
DC期間中、岡山県内は特別な「アート」で彩られている。
 白壁土蔵のまち倉敷市は、マスキングテープのブランド「mt」柄でデコレーションされている。大原美術館は外観、館内でmtアートが楽しめる。6月26日までの日曜日8―9時には学芸員の解説付きで貸切のモーニングツアーも実施。同館が所蔵する世界的な名画に加えて見どころ満載だ。美観地区には、mt柄でかわいく彩ったレンタサイクルやキュートな人力車がお目見え。mtとコラボしたお土産も登場している。

大原美術館(イメージ)
 宇野港周辺には、漂流物でつくったオブジェ「宇野のチヌ」などアート作品が点在。アートレンタサイクルでめぐればさらに気分はアートに。
 岡山後楽園と岡山城は夜間特別公開を実施。「春の幻想庭園」は日本三大名園の後楽園をLEDやろうそくの灯りで幻想的にライトアップ。プロジェクションマッピングや和菓子カフェも。日時限定でナイトガイドツアーなどもある。昼間にも訪ねて、その違いを感じてみるのもいい。夜間特別開園は5月31日まで。

幻想的な岡山後楽園と岡山城
 対照的なライトアップは水島コンビナートの夜景。JR倉敷駅発着の夜景鑑賞バスに乗れば、夕陽に輝く瀬戸内海を眺めながら食事をし、現代アートを思わせる工場夜景がセットされている。児島観光港からは、瀬戸内海の夕景とコンビナート夜景のクルージングも。ライトアップした瀬戸大橋もくぐりぬける。JR児島駅発着の夕景鑑賞バスでも瀬戸内海に沈む夕陽が見られる。