すべては磯部温泉から始まった。2月22日は「温泉マークの日」

業界紙トラベルニュースより
温泉マーク発祥・群馬磯部の実力

記念日に制定 ロゴマークでアピール
 湯気を表す波線が3本立ち上るおなじみの記号「温泉マーク」。磯部温泉はこの誰もが知る記号の発祥地として知られている。今年2月、日本記念日協会が2月22日を磯部温泉の「温泉マークの日」として登録したことを機に、磯部温泉組合はこれを生かした観光振興に取り組んでいる。
 温泉マークは江戸時代、万治4年(1661)の絵図に磯部温泉を示す記号として描かれている。調査の結果、これが確認できる最古の温泉マークとわかっている。
温泉記号発祥の地を示す石碑
 同組合では、温泉マークの湯気の部分を「2」で描き、2月22日を表現したロゴを制作。Tシャツやバッジ、ティッシュなどグッズやパンフレットにロゴを採り入れるなどアピールしている。

「温泉マークの日」ロゴ
 加えて、温泉街の街灯整備も実施。景観の向上を図り、温泉街散策の魅力アップのための取り組みも進めている。