AM神戸にゲスト出演して

 今日午後、JR神戸駅の南、新しい?神戸の集客・観光スポット、ハーバーランドにラジオ番組の収録に行ってきました。ラジオ関西、いまはAM神戸と言うんですね。10年前あの大震災の真っ只中で安否情報や必要な情報を流し続けた放送局として知られています。本当に市民にとって頼もしい存在でした。外見だけは全く元に戻ったハーバーランドの中、松方ホールの入るビルに移っていました。
 さて、番組は、福井県の越前海岸にある広大な芝生を敷き詰めたお馴染みのプレーゾーン“芝政”の提供番組で、音楽と旅をテーマにした30分番組。ここの社長と懇意にさせていただいている関係で、昨年に続いて2回目のゲスト出演でした。社長自身がギター、三味線を奏で歌を歌い、ジョッキーも兼ねゲストにもいろんな情報を話してもらう。その間に視聴者?からのFAXやハガキも紹介し様々なジャンルの音楽を流し、もちろんコマーシャルも入れなければいけない、30分なんてすぐに済んでしまう忙しい番組です。その収録たるや、少しでも時間が狂うとやり直し、去年など30分収録するのに半日仕事だった。今年は、それでも2時間近くかかってしまった。ゲストとして旅の情報をお話しした内容は、“平家一門崩落哀史と震災10年”と銘打った日帰りバスツァーです。3月26日(土)と27日(日)の2回のツァー募集を宣伝させてもらいました。ツァーの目玉は須磨寺での一弦琴の演奏です。その昔、都から須磨に流された在原行平卿が寂しさを紛らすために海辺に落ちていた流木に自らの烏帽子の紐をかけ奏でたとされる一弦琴(須磨琴)が保存会のみなさんによってに今に伝えられています。源平800年のロマン、詩情あふれる、平家哀史に彩られた須磨にふさわしい【一弦琴】の音色に身をゆだねながら、いにしえに想いを馳せてみるのもいいものです。もっと言いたいことはあっても思うように喋らせてもらえません。消化不良でアッという間の30分でした。放送は3月6日(日)の夕方6時30分からです、お楽しみ?に…。8時からは大河ドラマ義経」です。この日は少し早めに源平モードに切り替えて「音楽と旅の番組」にお耳をお貸し下さい。