中小旅行業界に激震

 4月1日に向けて旅行業界に激震が起きています。

  • あくまで改訂の本音を隠して消費者保護を大義名分にした業界の憲法ともいうべき旅行業法の改訂(悪)
  • 個人のプライバシーが脅かされるIT時代にもっともらしい理由づけと装いで登場する個人情報保護法
  • 業界超ビッグが業法改訂をテコにして中小旅行社との取引条件の一方的切り下げによる契約更改の押し付け
  • 日本の大動脈の輸送を担う超優良鉄道会社がこれまでの中小旅行社やその団体との取引を一方的に打ち切ると。大手旅行社との取引は続けるとか。これは来年3月末をもって。

いずれも、本音や本質論議は隠したり避けたり、消費者保護、個人保護や顧客満足を建前に大義名分として振りかざした官と大手の主導というところに特徴・共通性があり、市民・消費者・団体や中小業者にはとんでもない悪法・横暴のオンパレードというところです。ただ嘆くばかりでなく、掲げられている目的を大義名分としてでなく実際に実行させるために問題点などを具体的に明らかにしながら声を上げて行かねばならないでしょう。