モロッコ紀行その6

5月26日
 マラケシュカサブランカ→空港→ドバイ
 いよいよ最後の日。朝食後すぐカサブランカに向けて出発。バスの中でガイド氏にバスの中でモロッコ全般のことを色々聞く。簡単に紹介
 ・イスラム教:スンニ派ばかり
 ・文盲:大学は大きな都市しかなく大学まで行っても職がない。しかたなく故郷へ帰って農業などしている姿をみて、人々はお金の苦労までして学校までいく必要性を感じない。また、広大な土地に人口が少ないので学校も少ない。したがって歩くしかない子供たちは大変な努力が必要になってくる。(実際見ていると山を越えて学校へ行くしかない)費用は基本的には無料。
 ・学校:小学校 1〜2年 アラビア語・数学・コーラン・工作など
         3〜6年 アラビア語・フランス語
     高校  スペイン語
 ・医療:こちらも基本的に無料。しかし私立病院は有料で、国立は混むので金持ちは私立へ。
 ・女性の社会進出:多い。353名の国会議員中35人の女性議員。
          また、ドクターなども多い
 ・生活費用:カサブランカでは家賃・電気・水が非常に高いので、7万円ほどの生活費用がいる。
       しかし郡部では最低300円からでも生活している。
 ・観光客:フランスが圧倒的に多い。ついでスペイン、ドイツ、イタリアで日本人はその次。
 ・日本食:ラバトとカサブランカシェラトンに回転すし屋があり  などなど
 カサブランカは意外と近く、かなりの余裕時間で到着。ガイド氏に別れを告げ、空港チェックイン。
出国審査のあと、またショッピング。タジンの鍋を買った私は、モロッコ料理の本を探すも、英語の小さな本しかなく、大きな写真入の料理本などはすべてフランス語だった。
 そしていよいよ機中の人となりドバイを経由して5月27日無事関西空港到着し、写真交換会を1ヶ月ほど先に行うことを約束して皆さんと別れた。(M.IWABUCHI)