初めてのドイツその2

KokusaiTourist2006-10-19

 ルードヴィヒスブルク城とハイデルベルク
 2日目 10月4日 時差の影響か何度も目が覚めたが、すがすがしいドイツの朝を迎えた。ドイツの人々は薄暗い朝の中、会社へ勤めに出掛け、学生も7時過ぎには学校へ向かう。朝から焼きたてのパンにチーズ・ハム&おばさんの手作りママレードを塗り、おいしい朝食を戴く。(日本ではオレンジジャムのことをママレードというが、ドイツではジャム全般のことをママレードと言います)
 今日の行程は、ルードヴィヒスブルク城とハイデルベルクの街へ。昨夜は天気が悪く暗くて見えなかったが、アウトバーンから眺めるドイツの町並みは教会を中心に綺麗に統一された煉瓦色の屋根の家々が並びまるでトーイハウスのよう。また、空が広く、緑の広大な畑と色のコントラストが美しい。いつまで見ていても飽きない光景が続きます。
 家から一時間余りでルードヴィヒスブルク城に到着。ベルサイユ宮殿を真似て建てたバロック様式の城を約一時間かけてガイドしてもらった。とても気さくなガイド(もちろんドイツ語なのでおばさんが通訳を)で私達三人の為に詳細に案内してくれ、いつもは入ることの出来ない王様の席や綺麗な庭園を望むことのできるテラスからの写真撮影もさせてくれた。また、ここにはマイセンに似た手書きの素晴らしい陶器のショップもある。
今回ドイツで訪れた数々のお城の中では、華やかで見ごたえのある城で私の一番のお気に入りです。ガイドブックにもあまり紹介されていないため、ドイツの下調べでこの城を探し出してくれた友達に感謝。
 次にハイデルベルグへ。
 ここは、赤レンガの町並みと古城が映え、落ちついた雰囲気の町。ケーブルカーでお城まで登り、フリードリヒ館のバルコニーからはカールテオドール橋と町を一望する絶景ポイントなのですが、残念なことに橋は半分工事中。
城内ガイドツアー(英語)に参加したため、友達と二人「内容半分もわからんな〜」と言いつつ、少し学生気分に戻って必死で耳を傾けていました。城内には、有名なワインの大樽(22万ℓ)やドイツ薬事博物館(魔女が魔法の薬を作ってそうな大鍋や蒸留器があり、ハーブや漢方薬のような薬瓶が並び昔の薬局のよう)を見学。町へと降りてくるとドイツ土産のお店がたくさん並ぶ中、1ユーロショップ(日本の百円ショップ)なる店を発見。品揃えは日本の方が勝っているかな?と思いつつ、かわいい配色のマフラーを見つけ友達とお揃いで買ってしまった。
 休憩のために入ったカフェでは、アプフェルシュトゥルーデル(アイスと生クリームが添えられシナモンが効いていてgood)と薄焼きピザ(ハム・玉葱・きのこなどがトッピングされてあっさりとしているのでいくらでも食べられる感じ)を食べた。あの大きなドイツ人の体を支える食は、やはり特大サイズ。でも、とても美味でございました。(A.TANIOKA)