2月1日から10日まで添乗でペルーに行ってきました。

KokusaiTourist2008-03-09

ペルー添乗紀行第10回 2月7日
写真は追って掲載お楽しみに!!


午前中ウロス島訪問
http://www.tamabi.ac.jp/kankyou/kishimoto/report/001.htm
フリアカ空港14:40発〜〜〜17:25着リマ――ホテル:ドブレ・ツリーホテル


8時30分出発なので、早起きされた方は湖の散歩にいかれ朝日を楽しまれた様子。歩いて船着場へ。貸しきり船でウロス島へ。本当に不思議な島だ。日本の葦のようなトトラ。これで島が出来ている。家もトトラ。朝食にもトトラを食す。島から島への(村から村)移動もトトラで作った舟。この浮島はトトラが腐ったら新しいにトトラを重ねるだけ。


家の屋根にはソーラーパネルがあるのには驚き。それで家の中にはテレビやラジオがあるのだ。また大きな村には学校がある。フジモリ大統領時代に建設されたという。村への移動の舟に同乗した女のこの一人は17歳で妊娠しているという。平均寿命が長くないこの民族は結婚も早いのだろう。新しく家を建てるのもトトラがあれば良いのだから簡単だし。



どの村の子も、お土産品を売るのに熱心。私達は学用品を子供達にプレゼントし喜ばれる。しかし、島を立ち去るときに驚くべき光景を見てしまった。小さな子供が5リットルぐらいの大きなペットボトルで炭酸飲料をそのまま口につけて飲んでいた。皆さんそれを見て「あんなもの飲むからあんなに太るんや!」島の大人達は全てお腹周りが異常に膨らんで太見えた。しかしこれは後日になって理由がわかる。冬になると食料維持が大変。寒さで家畜のアルパカを死なせてしまったりして食料難に陥る。炭酸飲料を飲むとすぐに満腹感が得られ、手っ取り早く空腹が満たされる。その為ここでは巨大なペットボトル入りの炭酸飲料が重要な食料(?)になっているとの事。今は夏でのんびり陽にあたって刺繍をしている人々だが、そんな悲しい太り方をしているとは・・・


フリアカ空港から飛行機でリマへ戻る。二人のガイドさんと空港でお別れする。リマ空港にはサヤカさんが荷物のターンテーブルまで入って迎えに来てくれていた。「えっ 入れるの?」プーノからリマへ帰ってこられるお客様で、もう倒れる寸前の人もいらっしゃるので、そのような事を言って入らせてもらったそう。もう皆さん大喜び。リマに戻ったことで息を吹き返したよう。


そう言えば、プーノの昼食レストランで同じく日本人グループが食事していたが、皆黙っていて異常に静か。顔を見ると皆顔面蒼白。フォン氏が私達は皆元気だ。あのグループは殆ど死にかけていると言ってたなー。ヤカさん、また皆さんのミネラルウォーターを用意してくれていた。懐かしのドブレ・ツリーホテルで夕食後部屋へ。きっと今夜はぐっすり眠れることでしょう。(M.IWABUCHI)