ベトナムの友人の話を聞く会

KokusaiTourist2008-10-14

 
大阪の「ベトナム関係者」の招きで関西を訪れたお二人を京都にも招いた。一人はホーチミン戦争証跡博物館のバン副館長。立命館大学国際平和ミュージアムを主会場とする第6回国際平和博物館会議参加での来日予定を、せっかくなので数日前からきてもらった形。ホーチミンに行けば毎回会っている公私共々の私の友人。
もうお一人はこれも何回が現地でお会いしている「戦争語り部」のツーさん。私と同じ1950年生まれ、17歳で政府軍に捕らえられ拷問虐待を受ける。ベトナムで戦争体験を伝える活動としてホーチミンハノイ間の自転車往復を6回敢行。(日本では九州〜東北間くらい)初来日。そして通訳はこれも現地で親しいブーさん。(来年日本の看護士の女性と結婚予定)

 「会」は日本ベトナム友好協会京都府連合会、京都総評、京都高齢者運動連絡会といった団体が中心に準備した。いろんな日程の関係で事前には20数人の参加見込みしかなかったが、ふたを開けるとその倍の50人近くの参加でイスが足らない盛況ぶり。
11月ホーチミン大正琴演奏で訪れる「ゆりかもめ」の歓迎演奏。「さくらさくら」の日本の曲だけでなく、「自由ベトナム行進曲」が流れると3人の賓客は大喜び。
バンさんはこの数年日本からの来館者が増えている事や、枯葉剤被害状況を訴え。ツーさんは拷問の中でも信念を曲げなかった源は、ホーチミンさんの存在で、現在ハノイホーチミン廟に眠る「ホーおじさん」に会うために、自転車活動を始めた事を紹介。参加者に深い感銘を与えました。
(京都在住・社員 富田秀信)