南アフリカ喜望峰その6

KokusaiTourist2008-11-02

9月下旬南アフリカに添乗で行ってきました。(大村圭子)

アフリカゾウはスマートで足が長く、黒いツヤがありとても優雅できれい!!!!
メスライオンにも遭遇、水を飲みにやってきたみたい。名前のわからないたくさんの水鳥、あたり前の自然が目の前にあたり前にありすぎて、逆にとても自然に風景が目に入る。感動というより超自然、ゆったりと流れる時間、夕日が本当にオレンジから赤に変わり綺麗の一言。動物たちはすごく平和に普通に暮らしている。これがアフリカの魅了されるところのひとつなんですね。しかし乾燥していてコンタクトレンズなんてしてられない・・ボートで受ける風もあるし乾いた空気、少しお肌も心配な程。シートのパックは必需品

夕食では生演奏のバンドがお客さんを見て世界の国の音楽を演奏してくれ、私たち日本人を見つけ『故郷』、『桜』『上を向いて歩こう』を流暢な日本語で歌ってくれる。ここはどこ?という感じ。グリルで焼かれた肉の種類はインパラにイノシシ、ヤギなど珍しいが意外と食べやすい。あんなに自然に動物に感動していたはずなのに胃袋は別思考で複雑だけれど、きっとこの身勝手さが人間なのかも!?
翌朝はサファリカーで国立公園内をゲームサファリ、国立公園といっても本当に自然のままその地域を手付かずのまま保存しているので砂漠のような砂地に枯れ草のようなブッシュ、想像していたような緑の草原や青々とした木々はここにはない。私達は一斉にマスクに帽子でたちまち怪しい集団状態、もちろん日本人以外は軽装の上に帽子すらかぶっていない。さすがジャパニーズというほど目立っていました。
広大な国立公園ではガイド兼ドライバーが「動物は色々いるけれど、まずライオンを探す!」 と明言してからとにかくひたすらライオンを探すべくおよそ1時間、ようやく刈りをしたばかりのライオンを見つけたと情報がはいりました。今度は誰よりも早く現場に駆けつけることがガイドの腕の見せ所の2つ目らしく、それまで、あんなにゆっくり走っていたのがウソのように猛ダッシュ!!振り落とされそうになりながら必死でくらいついてようやくお目当てのライオンの前に到着。
 しかし保護色とは本当に自然に適応しているものだと感心するほど、見えない!!シッポが黒いのがかろうじてわかるぐらいで枯れ草とライオンの体の色は見事に同じでこれまたびっくり。メスライオンが獲物を加えてひきずっているのがかろうじて見て取れました。少しすると雄ライオンも現われ、ブッシュの中でじっとまわりを見渡し他の動物に獲物をとられないよう見張っていた。
 ライオンを見つけるとガイドは一仕事終えた感じでホッとしてました。それからゆっくりと時間の許す範囲で、バッファローの大集団やきりん、これがまた優雅に長い足で走っている姿にしばしうっとり見とれていました。
ほろほろ鳥にインパラ、いのししなど皆それぞれの生活があるんだなと眺めていると朝のサファリは終了です。

写真はケープタウンの現地のガイドGrant van Zylさん提供のNational Geographic BEST Pictures for the Yearから。象の写真は参加者の足立章様ご提供。