南アフリカ喜望峰その8

KokusaiTourist2008-11-30

9月下旬南アフリカに添乗で行ってきました。8回目のレポートです。(大村圭子)

 ここクルーガーでは、チョベとは動物の見せ方が違い、まずライオンを探すということはなく今日は何に出会うかなという感じで車を走らせます。
 5時半に出発なので、途中から夜が明けて360度の何一つ景色を遮るものがないすばらしい眺めに息をのみます。夜明けは寒く暖かい毛布をグルグル巻き付けて息は白く目を凝らして動物を探します。

 ヒヒの親子が暖をとるように木に座り太陽の方向を向いているのを発見、後ろ姿のシルエットが何ともほっこりとします。綺麗な真っ青な鳥がさえずり、爽やかな朝が始まります。
 しばらく進むとバッファローの大群が水を求めて大移動しているのに出会い、しばしゆっくりと見ました。それからキリン、メスライオンが3匹丘に座っているのを順に見て最後にはヒョウが狩りを終えたばかりというところに遭遇、口の周りがまだ赤黒く興奮していて横たわるお腹から息づかいが伝わります。
 
3時間のサファリを終えロッジに戻り朝ご飯です。朝と昼は全て木で作られたオープンエアーのレストランで、出来たての数種類並んだおかずを好きなだけよそって食べます。パンはトーストもパティストリーもあり朝から食欲をそそります。想像以上に食材は豊富で味付けも良く皆さんもとても喜んで食事も楽しんで頂いたようです。野菜も美味しく肉の種類も多く、ソースは凝っているしパンやバターも全てバッチリです。
 夜は焚き火を囲んで星空の下で食べます。寒いと毛布を貸してもくれます。食事が始まるまではバーで食前酒を飲みながら待ち、席へ移動します。前菜やスープは各席へサーブされメインやデザート、コーヒーなどはセルフで取りに行きます。毎日もちろんメニューは変わります。
(写真提供 ケープタウンの現地のガイドGrant van Zylさん National Geographic BEST Pictures for the Year)