ナナゲイ(第七芸術劇場)の紹介

KokusaiTourist2009-01-26



映画『いのちの作法 ー沢内「生命行政」を継ぐ者たち』が2月7〜13日まで上映されます。
 すこやかに生まれ、すこやかに育ち、すこやかに老いる。
岩手県沢内の未来が、日本を拓く。
いのちの作法 ー沢内「生命行政」を継ぐ者たち
昭和30年代に、豪雪・貧困・多病多死の三重苦を乗り越え、全国に先駆けて老人医療費の無償化と乳児死亡率ゼロを達成した岩手県西和賀町(旧沢内村)は、合併した現在も、いのちを大切にするという「生命尊重の理念」を町是に掲げる、日本では稀有の品格と哲学を持った町です。
「住民の生命を守るために、私の生命をかけよう」と宣言した当時の深沢晟雄村長と、住民が共に築き上げたその理念は、若い世代にも脈々と受け継がれています。
 本作品は、深沢晟雄旧沢内村長についての証言に始まり、その理念を受け継ぐ若い世代を映し出します。老人や障害者、そして、児童養護施設の子どもたちの生命に向き合いながら、地域に生きることを模索している西和賀町の人々の姿は、私たち日本人に、改めて本当に価値のあるものを教えてくれます。


ナナゲイ」の愛称で知られていた第七藝術劇場は、1999年5月末より休館していましたが、今年2002年7月、地元の方々の熱いご支援を受けて再オープンいたしました。関西でミニシアターが次々と閉館に追い込まれる中での再出発でした。(中略)ところで、みなさまは「第七藝術」という言葉をご存知ですか?名づけ親はイタリアのR・カニュード(1879〜1923)。映画はその最初期、大衆娯楽でしかなく、「芸術」としては認められていなかったのです。そこで彼は、音楽・舞踏・文学という「時間の芸術」と、建築・絵画・彫刻の「空間の芸術」をつなぐ「第7番目の芸術」として、“映画”を定義づけたのです。
 つまり、「第七藝術」は「映画」のことなのです。この言葉を冠したナナゲイでは、これからも良質の作品を上映できるよう、またお客さまに上映作品を心から楽しんでもらえるような温かいサービスを提供できるよう、スタッフは一丸となって前進します!
(七芸ホームページより)http://www.nanagei.com/index.html
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