楽しかった「大スキー九条・兵庫の会」発足記念ツアー

KokusaiTourist2009-01-28

「大スキー九条・兵庫の会」事務局長本行清様からレポートをいただきました。

「大スキー九条・兵庫の会」とは兵庫県内の平和とスキーを愛する仲間が集まり、昨年発足しましたが、会の申し合わせを紹介させていただきます。
1.戦争をなくし、平和な日本を作るため、憲法九条を輝かせましょう。
2.スポーツは平和とともに!スキーを通じて憲法九条を守りましょう。
3.スキーを愛し、自然と環境を守り、楽しく安全なスキーを楽しみましょう。


そもそものいきさつ
 昨シーズンまで行なわれてきた「兵庫県争議団合同スキーツアー」が、25回を持って終了しました。ところが多くのスキー愛好家から、ツアーの継続をもとめる声があり、ツアーの継続をスポーツ団体や労働組合に打診してきました。しかし、日程や主旨等について合意が得られず、引き受け手が見つかりませんでした。
そこで、争議団スキーの伝統を引き継ぎながら、発展・継承させるものとして、関係者のご協力を得て、「大スキー九条・兵庫の会」を発足せせることが出来、今回発足記念ツアーとなったわけです。

 すぐ定員に
 早速「大スキー九条・兵庫の会」として、案内を発送したところ、1週間もしないうちに参加希望者が定員の40名に達しました。その後2・3名の方がキャンセルされましたが、キャンセル待ちの方が参加され、結局定員どうりの40名の方々で楽しんできました。
 雪上デモンストレーション滑走
 1月9日夜神戸を出発し10日の朝、長野県飯縄高原の「いこいの村『アゼィリアいいづな』」に到着。この日のスキー場は「戸隠高原スキー場」で、ゲレンデに到着後スキー教室のクラス分けをし、クラス代表7人による雪上デモンストレーション滑走が開始。大 ス キ ー 九 条 兵庫 と書かれたプラカードを持ってゲレンデを滑走。周りのスキーヤーの注目をあびました。
スキー教室で上達
スキー教室は4人のコーチが担当し、初級者から上級者まで4つの班に分かれて、二日間熱心な指導が行なわれました。特に初級者のクラスは日本スキー連盟の兵庫県の参与をされている方に担当していただきましたが、始めおぼつかなかった滑りも2日目には急斜面も滑れるようになり、大感激でした。他のクラスも、戸隠スキー場名物の4枚の急斜面(シルバー・チャレンジ・アドベンチャー・チャンピオン)を全部制覇したということですから、大満足だったようです。
 そばツアーも満足
今回のツアーでは最終日の昼食に、本場の「戸隠そば」を食べに行くオプションコースを設けましたが、約半数が参加しました。午前中は「いいづなリゾートスキー場」で滑り、宿舎のバスの送迎で、創業180年以上という「大久保の茶屋」へ。古い民家を移築した座敷で本場のそばや山菜天ぷらでお腹も一杯になったようです。
それと今回のツアーでは、「日刊いいづなニュース」が発行され、毎朝各部屋にその日のスケジュールや注意事項が、細々と書かれたニュースが届けられ、事故なく安全なツアーに大きな役割を果たしました。

 来年は志賀高原か?
いわゆる二大政党とも改憲勢力ですので、憲法九条を守る運動は厳しい側面も予想されますが、スキーを愛し、平和な日本を作るために頑張っていきたいと思います。「大スキー九条・兵庫の会」は発足したばかりですが、多くのスキー愛好家から愛される行事を、年間を通じて計画できたらと思っています。
そして、来シーズンは志賀高原で会いましょう!!