ブラジルレポート5

KokusaiTourist2009-02-20

 世界社会フォーラム イン ブラジルツアーを終えて
 南米での世界社会フォーラムの参加ツァーの添乗ということで準備中から緊張がずっと続いていました。また日本の真裏で、長距離フライトと時差ぼけ、真夏の暑さのもと、体力をいかに維持しながら12日間をいかに円滑に進めていくかが最重要ポイントでした。

 長い長いフライトの末、ベレンに到着前の飛行機の窓から雄大なアマゾン河と濃い緑のジャングルが見えた時は、“ブラジルへ来た!”と感動しました。到着後すぐに市内観光で行った市場では、日本ではお目にかかることのない面相の朝採れたてのアマゾンの魚がずらっと並べられ、それを海賊の刀みたいな包丁で大胆でさばいてみせてくれます。何もかもが驚きの連続です。
 午後、アマゾン大学へフォーラムの参加証などをもらいにタクシーで向かいました。大学には既に大型バスが何台も停まっていて遠方からの参加がわかります。受付はほとんどポルトガル語で英語はほんの一部です。スタッフは既にお祭り気分、お酒に酔ってゴキゲンなムードで待ち受けてくれていました。
翌日は開会式参加、日本人らしく朝から先発隊を出し場所取りや偵察、後発隊は昼食の調達などをして現地合流の予定でした。しかし、スケジュールは一応あるが、全てにおいて予定通りに始まったことがないというブラジルタイム、それに合わせてのんびりスタートに変更、開会式のデモのスタート地点まで行って昼食をとり、しばし休憩後“9条キャンペーン”を始めました。
 

グッズで用意したうちわが蒸し暑いベレンでは飛ぶようになくなり、“9条はっぴ”を着たメンバーがスターのように取り囲まれ、一緒に撮影したいというギャラリーが順番待ちをするほど。 
(K.OHMURA)