KokusaiTourist2009-06-16

矢田立郎市長西松建設二階俊博経産相との関係”
『介護と仕事 両立できる社会へ NHKクローズアップ現代」(6月10日放送)富田 秀信(労協 国際ツーリストビューロー)の場合…』は、前15日のブログに掲載


“神戸再生フォーラム”からの情報掲載です。
代表・事務局各位
6・18神戸市会/総務財政委員会での意見陳述(案)です。2009年6月18日
神戸市会/総務財政委員会での意見陳述
 神戸市中央区中町通3−1−16−201の出口俊一です。
「神戸市会において“矢田立郎市長と西松建設二階俊博経産相との関係”を徹底究明して下さい」との陳情に関し、意見を陳述します。
 去る4月27日の神戸市会総務財政委員会において、神戸再生フォーラム提出の陳情「神戸市会において矢田立郎市長と西松建設二階俊博経産相との関係を明らかにして下さい」が「審査打ち切りになりました」が、その後の矢田立郎市長からの「文書回答」(4月28日)や神戸市秘書課とのやりとり(5月7日、14日)で新たなことが判明しましたので、ここに再度、ご審議いただきますことを陳情致します。
 神戸市会の「審査打ち切り」の理由は、「本件については、すでに本会議等で市長自身が答弁しており、本委員会で審議する必要がないと考えるため」(神戸市会議長 植中 進、平成21年5月7日付)となっていますが、神戸再生フォーラムにおいて再度、政治資金規正法に照らして検討しましたら、これまでの本会議などでは指摘のなかった点で、疑念が生じましたので再度、陳情するに至った次第です。
 その疑念とは、「政治資金規正法に即して適正に対応している」という矢田市長の発言・説明です。具体性に欠け、説明の体をなしているとは言えないお粗末なもので、虚偽性が浮かび上がってきました。
 「政治資金規正法に即して」と矢田市長は言いますが、同法第何条に即しているのでしょうか。改めて、同法全文39条を読み直した上で生じた疑念です。今回のパーティー券購入に関しては、同法第22条の8第2項があてはまります。同法には、次のように記されています。

政治資金規正法第22条の8(政治資金パーティー券の対価の支払に関する制限)
第2項 政治資金パーティーを開催する者は、当該政治資金パーティーの対価の支払を受けようとするときは、あらかじめ、当該対価の支払をする者に対し、当該対価の支払が政治資金パーティーの対価の支払である旨を書面により告知しなければならない。
 購入先のダミー団体「未来産業研究会」および「新政治問題研究会」に関しては今回の事態が発覚した2月に報道で知ったとのことですが、購入先が西松建設のダミー団体であることは、去る5月15日、西松建設の内部調査公表の中で認めています。
 「私と西松建設とは、全く直接の関係はございません」と、矢田市長は神戸再生フォーラムへの「回答」で述べていますが、政治資金規正法に即して書面告知をしていたとしたら、矢田市長はダミー団体の存在や住所をすでに知っていたことになります。書面告知をしていなかったとしたら、「同法に即して適正に対応している」とは言えないのです。
 前者であるならば、矢田市長は神戸市会や記者会見、そして神戸再生フォーラムへの「回答」の中で虚偽の内容を発言・公表したことになりますし、後者であれば、政治資金規正法に即していないのに「同法に即して適正に対応」と、法律をかざして虚偽の内容を発言・公表したことになります。
 また、「二階俊博経産相になぜ400万円の献金をしたのか」ということに関しても、疑念は増すばかりです。
①多くの政治家の中で「なぜ、和歌山の二階氏だけなのか」という疑問には全く説明がなされていません。
②衣川彰秘書課長は5月7日の席上、「二階大臣への寄附については、市長の後援会から話があり、市長は了解した。その時市長は『裏金にしてはダメ』と指摘した」との説明でしたが、献金は、二階氏からの要請あるいはお願いか、それとも市長の後援会が自発的に行ったものかどうなのかも不明です。
③二階氏へは「後援会が資金に若干のゆとりがあった」から寄附をしたとの「回答」ですが、これは「ゆとり」の有
無にかかわらず、自民党公認ではなく「無所属」である市長の後援会の政治資金が、「自民党」の二階大臣側に流用していることになりますが、そのことを事前に、後援会に寄附された方々に説明されていたのか。
などです。
 従って、改めて6月9日、矢田市長に25項目の質問項目に整理して「公開質問状」を提出した次第です。「陳情書」に≪資料≫として同「公開質問状」を添付しておりますので、仔細にご検討いただき審査のご参考にして下さい。
 ことは、重大かつ重要です。
神戸市会におかれては英知を集めて、地方自治法に基づき市会の機能と権限を発揮して“矢田立郎市長と西松建設二階俊博経産相との関係”を徹底究明していただきますことを強く要請して、意見陳述と致します。 以 上