6・18神戸市会/総務財政委員会の傍聴と「意見陳述」

神戸再生フォーラムの出口様の「意見陳述」です。

1.神戸市会・総務財政委員会において6月18日午前、「神戸市会において矢田立郎市長西松建設二階俊博経産相との関係を究明して下さい」との陳情提出に関する意見陳述を小生が行いました。委員会は、午前10時に開かれ、提出しました陳情は午後3時過ぎ、審査打ち切りとなりました。以下、同委員会の概要を報告します。
2.6月18日の神戸市会・総務財政委員会
 ●日  時:6月18日(木)午前10時5分〜午後3時10分
 ●場  所:神戸市役所28階の第4委員会室.
 ●陳  述:出口俊一(5分).意見陳述は下記に.
 ●傍 聴 者:11人.
   市会議員:12人(全員).市会事務局:2人.職員:危機管理室(17人)⇒企画調整局(34人)⇒市民参画推進局(37人)⇒秘書室・行財政局(39人)/のべ127人.なお、陳情審査の時は、市会議員のみ.マスコミ:3人 合 計:155人

 ●委員会の各会派の意見表明は、次の通り(発言順)。結論は、審査打ち切り。
・自 民:陳情の内容は、前回と同じ。審査になじまない。打ち切り。
・民 主:市長後援会のやったこと。市長を呼ぶ必要はない。打ち切り。
・公 明:対応しようがない。確認のしようがない。このようなことは差し控えるべき。
・共  産:西松マネーは社会的問題。採択を。
・市民力:採択を。
・新政会:陳情に新しい事実はない。打ち切り。

●午前10時15分から5分間意見陳述.当該陳情の審査は、昼の休憩を挟んで午後3時から7分間.当初の傍聴者11人もそれぞれ所用にて退出.審査の時は2人.当局からの報告や議案の説明と議員とのやりとりで、傍聴者はその間、じぃーと我慢を強いられることに.傍聴していた黒田達雄氏は「陳情とその傍聴者をなめている.審議のルールを変えることを要望したい」と語っていました.
自民、民主、公明、新政会の4会派は「前回と同じ」とか「新しい事実はない」などと主張しましたが、再度の「陳情書」を読んで本日の「意見陳述」を聞けば、このようなことは言えない筈です.4会派は自らに不都合ゆえ、このような意見表明をせざるを得なかったのか、それとも文書を「読む」とか意見を「聞く」力がないのかも知れません.何れかでしょう. 「義務教育段階の基礎学力を身につけよ!」と、口をついて出かけましたが、今回、不規則発言は慎みました.何時間も待たされてこのような場面に出くわすので、おさまらない腹の虫が飛び出して不規則発言になるのでしょう.
矢田立郎市長からの「回答」は、今週末までに届く予定ですので、それを俟って次の手立てを考えます.基本方針は、「とことん、しつこく、粘り強く追及」です

3.意見陳述は、以下の通り。
http://d.hatena.ne.jp/KokusaiTourist/20090616


毎日新聞(2009年6月17日付)
西松建設献金事件:神戸の市民団体、神戸市長に2度目の質問状/兵庫
http://mainichi.jp/area/hyogo/news/20090617ddlk28040352000c.html
 市民団体「神戸再生フォーラム」(村井雅清代表)は、矢田立郎・神戸市長に対して、企業献金問題で揺れる西松建設との関係や、二階俊博経済産業相政治団体に400万円を寄付していたことなどについて、詳しい説明を求める公開質問状を提出した。4月に引き続いて2度目。
 西松建設の二つの政治団体が矢田市長の後援会のパーティー券計70万円分を購入していたことについて「政治資金規正法第22条に基づく事前の書面告知を政治団体西松建設に行ったのか」「市の公共事業の受注業者が、市長の後援会主催の政治資金パーティー券を購入するのを禁止するつもりはないか」など25項目。同フォーラムは、市議会にも2回目の陳述書を提出、6月定例市議会で市長を追及するよう求めた。
【藤原崇志】〔神戸版〕