矢田立郎神戸市長からの「回答」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　平成２１年７月３日
神戸再生フォーラム
代表　村井　雅清　様　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　神戸市長　矢田　立郎

　 平成２１年 ６月 ９日付けでいただいた質問に対しお答えします。
　 私の政治資金パーティーの開催にあたっては、 複数の後援会幹部が多方面に購入依頼を行い、ご支援をいただいたたくさんの個人や団体に購入いただいております。政治資金規正法第２２条の８第２項には「当該対価の支給が政治資金パーティーの対価の支払である旨を書面により告知しなければならない 」と規定され、その文言は「この催物は、政治資金規正法第８条の２に規定する政治資金パーティーです。」と政治資金規正法施行規則第１７条に定められています。
私の政治資金パーティーの案内にもその文言を明記しています。購入いただいた皆様には、案内に記載した告知をふまえて代金をお支払いいただいたものと認識しています。後援会は、政治資金規正法に即して適正な手続きを行い、適正に収支報告しており 、当方に問題があったとは考えていません。
　 西松建設が政治団体を使って、違法な政治献金や政治資金パーティー券の購入を行っていたことについては、後援会も私も今回の報道があって初めて知りました。
西松建設が市の工事契約を受注していることと政治資金パーティーの時期についてもご質問がありましたが、例えばご指摘の平成１７年２月に入札のあった「汚水幹線改良他工事」と同年３月に入札のあった「街路築造工事」はどちらの工事も経理課で指名競争入札を行っています。「街路築造工事」は１２者からの入札で西松建設に決定しました。「汚水幹線改良工事」は１０者からの入札でしたが、１０者すべてが予定価格を上回ったため、再度同じ１０者により２回目の入札を実施しました。しかし再び１０者すべてが予定価格を上回ったため、第２回目の入札の際の最低価格を入札した西松建設と交渉し、予算額内での契約金額に決定したものです。ちなみにこの決定方式は
地方自治法施行令に定められた手続きによるもので、裁量の余地はないものです。なお、当該工事の開札日は平成１７年２月２５日及び３月８日でしたが、その時期にパーティー券の販売はまったく行っていなかったと後援会から聞いています。
　また二階俊博経済産業大臣の資金管理団体への寄附については、後援会が若干の資金のゆとりがあった年に、関西で政治活動に熱心に取り組まれている二階先生に対し寄附を行ったとの報告を受けています。これも政治活動規正法に則って適正に処理し、報告がなされていると後援会から聞いています。 　以上です。

１．２００９年６月１７日
昨１６日（火）を回答の締切にしていましたが、市役所から連絡がないので昨日午前、広聴課の横田昌弘係長に問い合わせをしておりました。
先ほど、広聴課横田係長より「今週末には届けられる予定です」との連絡がありました。「明日、市会の総務財政委員会があるので、その審査を待っているのでしょうか」と問いますと、「それらのことも含めて、今週末までに・・・」とのことでした。当方は、面談にて直接回答を求めていますが、文書のみの回答にしようとしています。
取り急ぎ、中間報告まで。

２．２００９年６月２３日
回答は、先週末までにとのことで待っていましたが届きませんので昨日午後、広聴課の横田昌弘係長に再度の問い合わせをしました。
先ほど、広聴課横田係長より「６月議会開会中でいろいろと対応があり、時間がかかっています。今週末まで、待ってほしい」との電話がありました。「先週末までということで、止むを得ないと言いましたが、また延ばしてもらっては困る。そんなに時間がかかるのですかねぇー」と伝えると、「督促は再度しておきます。申し訳ありません」とのことでした。
前回と違って、「２５項目の質問事項」への回答に時間がかかっているようです。というわけで、矢田市長からの回答は、今週末までお待ち下さい。

３．２００９年７月２日
６月２９日（月）、週が明けても「回答」が届きませんので、広聴課の横田昌弘係長に３回目の問い合わせをしました。「まだ、届いていませんか・・・。確認します」とのことで待っていました。
月がかわって７月２日（木）になっても届かないので、昼過ぎに広聴課の横田昌弘係長に４回目の問い合わせをしました。不在でしたので、電話の応対をした係りの方に趣旨を伝えました。
午後６時前、横田係長から電話がありました。「ただいま、秘書課を通じてやっています。どのように答えたらいいかいまだ明確になっていません。近々、早急に、ということで、せっついていますので、申し訳ありません」とのことでした。
「大神戸市にしては、えらい時間がかかるのですね。私も、いろんな方から『市長の回答は、どうなってるの？』と問われると、大変つらい。『近々、早急に』というのは、明日ぐらいのこと？それとも、また、来週？」と尋ねました。最後に横田係長、「申し訳ありません。すいません」と。
というわけです。そんなに「２５項目の質問事項」は大変なのでしょうか。矢田市長からの回答は、いましば
らくお待ち下さい。

４．２００９年７月３日
　今朝午前１０時４０分頃、神戸市広聴課に、「取り敢えず秘書課に説明の場を」と連絡をしました。
から私の携帯電話に連絡がありました。
　「遅くなりましたが、ようやく今日秘書課から『回答』をお送りすることになりましたので、しばらくお待ち下さい」と。
　「横田係長、ご苦労様でした。要請した『直接の面談はないのですか・・・』。残念ですね。明日、到着しますね。文書を拝見した上で、また横田係長にはお世話になるかもしれませんので、その時は、よろしく」と、伝えておきました。
　６月９日に提出しましたので、約１月かかったことになります。明日、到着次第、みなさん方にはお知らせするように致します。

５．２００９年７月４日
　矢田立郎神戸市長からの「回答」が本日午後、郵便にて届きました。
　神戸再生フォーラムの２５項目の具体的な質問には、正面から答えることを避けたようです。最後の方に神戸市の工事のことに関してだけ、日付を記したりしていますが、「回答」にはなっていません。早速、神戸市広聴課に、「取り敢えず秘書課に説明の場を」と連絡をしました。

なお、「回答」の全文は、事務局にてデータにした上で６日（月）にお送り致します。ご了承下さい。
　以上です。

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