日光&鬼怒川温泉の旅

KokusaiTourist2009-08-25


先週、栃木県に小旅行に行って参りました。
(宋 敏・SONG MING)
まず、世界遺産である「日光東照宮徳川家康墓所である)を初めとした二社一寺を巡りました。日光東照宮のシンボル陽明門は絢爛豪華な彫刻をじっくり見ると意匠の美しさは息を飲むほど感心しました。500に及ぶ霊獣や説話の人物、独特な建築様式の中で唐獅子や唐子遊びなどは中国から伝来してきたようです。そして、東回廊に入り見上げると「眠り猫」はどうも寝ているように起きているように見えますが、これだけ?という感じでした。しかし、中に入ると207段の石段を上ってやっと核心ともいえる徳川家康が眠っている奥社を参拝しました。閑寂な雰囲気でした。
それから、江戸幕府三代将軍徳川家光墓所である日光山輪王寺大猷院も参拝しました。家光は家康を崇拝することにより派手にならないようにと建築したようです。その中の皇嘉門は中国・明朝の建築様式で作られたようです。家康、家光を初めとした江戸時代の繁栄の一端を、中国とは異なる歴史を肌で感じました。

更に、日本の三大名瀑のひとつである華厳の滝は、夏の豊富な水量(毎秒2t)の落差97m超の壮大な水柱と水飛沫は、残暑を忘れさせる不思議なひと時で、心身をリフレッシュできました。本当に素晴らしかったです!感動しました!
また、鬼怒川温泉の柔らかな湯に星空を眺めながらの湯とひんやりとした空気の朝風呂で肌がすべすべとなりました。
最後に、鬼怒川ライン下りも両岸の濃淡鮮やかな緑を抱いた渓谷の流れが船底を打つ心地よい振動と荒瀬の水飛沫を浴びながら40分あまりはあっという間に過ぎました。道すがら地元のやまめ炭火焼や地元の味噌こんにゃく、地元団子を味わいながら有意義な旅を終わりました。
栃木県の旅行は本当に楽しかったです。歴史や自然がいっぱいで肌で感じ、また一ついい思い出になりました。