チベット7日間

KokusaiTourist2009-08-26

旅行記そのⅡ
きたろうハイキングクラブ有志と仲間とともに青蔵鉄道チベット・ラサに行ってきました。 (M.IWABUCHI)

そのⅠhttp://d.hatena.ne.jp/KokusaiTourist/20090808
6月27日(金)
 7時30分の食堂車予約なので、移動すると私たちの席が埋まっている。中国では予約が入っていても先に来た順なのか?4人だけ座れるが、私たちと李さん3人はテーブルが空くまで待つことにする。料理はすべて同じもので、4皿位のおかずやご飯、スープなどが出てくる。その中で、気炎を上げているテーブルがあった。李さんが政府関係者と教えてくれる。標高4000mくらいの所でもビールを飲み騒いでいる。大丈夫なのだろうか?やっと座った3人が食事をする。とてもおいしい。あと2回食事をすることになったが、どれもおいしかった。
 コンパートメントにもどり、一番下のベッドで6人が座り右に左に現れる景色を眺めながら過ごす。車内は快適で飛行機のように気圧や酸素が保たれているようだ。
ゴルムドでは10分ぐらい外に出ることができた。出入り口には、車両長が立ち汽笛を鳴らすまで外に出た乗客を見守っていた。窓の外では飼っている動物や、野生の動物など見られ退屈しない。人間はこんな高原で住むことができるのかとチョコンと建っている家や動物を見て感心する。
 そのうちに昼食予約の時間11時30分になり食堂車へ。この移動がなかなか大変なのだ。3車両歩いて移動なのだがここが硬座席。すべてチベット人のようだ。しんどいので、持ってきた布団を通路や連結部に直接敷いて寝ている人や、持ってきたものを食べている人。様々な年齢層・赤ちゃんからお年寄りまでいる。昼食・夕食はちゃんとテーブルは予約通りだった。夕食途中で気分の悪い方が出てきてしまった、要注意。ラサ駅についたら無理をしないようにと皆で確認をする。
 いよいよラサ到着。めちゃでっかい立派な駅舎。
しかし、私たちは延々と歩き(ガイドの待ち場所が決められているので)やっと現地ガイドと会うことができた。しかしバス駐車場まで、また歩かないといけなかったのだが・・・。
 諸注意をバスの中で受けて、ホテルへチェックイン。もちろん簡易酸素ボンベも現地ガイドが持ってきてくれている。使った分だけ支払いをしたらよいそうだ。とりあえず1ルームに1個もらう。注意通り、シャワーも浴びず、ビールも飲まず品行方正に寝る。明日はポタラ宮の観光時間が決められているので出発は8時45分とする。