再び協同労働…

KokusaiTourist2010-06-10

協同労働の協同組合(ワーカーズコープ)のホームページより
7・5 「協同労働の協同組合法」のすみやかなる制定を求める 2000人緊急市民集会 in 日比谷
午後5時30分開場 6時10分開会  日比谷公会堂大ホール
 私たちは、「協同労働の協同組合法」の即時制定を求めています。
 法制化を求める10000を超える団体賛同署名(協同組合や労働団体NPO等)や、それを後押しする地方議会での「早期制定を求める意見書」採択(789自治体決議)など、社会的な運動と合意を背景に、2008年2月に超党派による「協同出資・協同経営で働く協同組合法(仮称)を考える議員連盟」が結成されました。
 その流れで本年4月には「法案要綱」が承認・採択され、今通常国会での成立が急がれましたが、各党での検討に時間がかかっており、スケジュール的に厳しい状況となっています。  いまや「協同労働」という働き方と、その「協同組合」の法制化の必要性については、日本において社会的にも実質的にも広く認知されはじめています。
 先進地のヨーロッパでは、失業や社会的排除、貧困に苦しむ市民や仕事を求める人々にとって、仕事おこしや地域再生を図る有効な社会的制度となっていますが、いまだ日本では社会的制度としての仕組み(法整備)が認められていません(ヨーロッパでは、協同労働組織が60000団体、150
万人以上が就労しています)。
 私たちは、“一刻も早い”法制定を求めるために、協同労働とその事業形態である「協同組合」の理念や実践の特徴についての理解をさらに一層強めていくこと、そしてこの法律制定をなんとしても急ぐために、緊急市民集会を企画・開催することにしました。
 本集会では、これまでの経過や法制化の意義を確認するとともに、協同労働の実践の広がりの事実を踏まえ、「協同労働の協同組合」の本質について、広く理解と共有を図っていきます。
“一刻も早い”法制化の実現をめざし、さらに運動を大きく広げていくために、法制化を求める全ての人びとと、その内容に注目・関心を持つ全ての人びとに、参加を呼びかけます。