国交省、日米間のATIを認可−共同事業開始は来春か

便利になるとか、選択肢が拡がるとか、
っっっっっっp運賃が安くなるとか…喧伝されてるけれど…
航空行政の「規制緩和策」は危険増大の道!
これで安全は大丈夫か…?!
御巣鷹山を忘れてはいけない!

以下は[web版業界紙トラベルビジョンより]
 国土交通省は10月22日付けで、日米路線での独占禁止法適用除外(ATI)を認可した。これは、ワンワールドに属する日本航空(JL)とアメリカン航空(AA)、スターアライアンスに属する全日空(NH)とユナイテッド航空UA)、コンチネンタル航空(CO)がそれぞれ6月18日に申請していたもの。米国運輸省(DOT)からは現地時間10月6日にATIの仮認可を受けており、今後最終認可が下りれば、各アライアンスの提携航空会社間でネットワーク調整、運賃、販売などの運営を共同で実施することとなる。DOTの正式認可は11月上旬から中旬になると見込まれており、具体的な共同事業の開始は2011年の夏スケジュール以降との見通しだ。
 また、2009年12月の日米航空当局間協議で合意した日米オープンスカイ協定について、10月25日には署名式を実施し正式に協定締結となる。締結する日米オープンスカイ了解覚書(MOU)では、路線面で自国内地点や中間地点、相手国内地点、以遠地点のいずれも制限なく選択し自由にルートを設定できることや、便数や参入企業数の制限もおこなわないことなどが合意内容として実施される。10月31日の羽田空港の国際定期便就航日を前に締結を間に合わせた格好だ。